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会計は「ザックリ」のほうがよくわかる! ⑧

⚪️ P/LとB/Sを英語で解説!

 

「P/L」と「B/S」という言葉は、皆さんご存知だと思います。

Profit and Loss StatementとBalance Sheet の略で、日本語では損益計算書と貸借対照表のことです。

ここから先は多くの英語の勘定科目が英字で出てきます。

英文会計ではこんな風な言い方をするのかと「ZAKKURI」読んでいただければ幸いです。

まず、損益計算書は、Income Statement,Statement of Incomeと呼ばれたりします。

英語の勘定科目名等は、同じものでも企業によって違った呼び方をすることがあります。

本書でご紹介しているのは、そのなかの一般的なものとご理解ください。

さて、第1章の復習になりますが、損益計算書は、ザックリと言えば、

売上高-原価=売上総利益(粗利益)、

売上総利益-販売費及び一般管理費(販管費)=営業利益、

営業利益+-営業外損益(金利、利子、為替差損益など)=経常利益、

経常利益+-特別損益=税引前当期純利益です。

英語にすると、

Sales-Cost of Goods Sold (COGS)=Gross Profit,

Gross Profit-Selling,General  and Administrative Expenses (SG&A)=Operrating Profit,

Operating+-Interest Income(Expenses)+-Fforeign  Exchange Gains(Losses)+-etc,=Ordinary Profit,

Ordinary Profit+-Extraordinary Gains(Losses)=Profit Before Income Taxesとなります。

そして、税金などを引いた最終の利益が、当期純利益(Net Profit)です。

しかし、英文会計ではExtraordinary Gains(Losses)の多くは、Non-Operating Income(Expenses)

に含まれますから、Operating Profit+-NonOperating(Expenses)=Profit Before Income Taxes となり、

日本の会計基準とは計算式と表示内容が少し違ってきます。

販管費(SG&A)の中身をざっと英語で見てみます。なお、勘定科目名につくExpenses等は、

企業の社内用のP/Lでは省略して表記することが多いので、本書でも省略いたします。

給料は、Salaries&Wages, 残業代は、Overtime,

通勤費は、Commutation, 社会保険料は、Social Insurance,

福利厚生費は、Fringe Benefits(Welfare), 荷造発送費は、Freight(Shipping),

広告宣伝費は、Advertisements(Advertising),

販売促進費は、Sales Promotion, 減価償却費は、Depreciation,

家賃は、Rent, 水道光熱費は、Utility, 電気代は、Electricity,

修繕費は、Repair&Maintenance, 旅費は、Travel,

接待交際費は、Entertainment, 会議費は、Meetingです。

通信費は、Cimmunication,とまとめる場合もありますが、

Postage, Telephone/Fax, Internetなどと分けて表示することも多いです。

逆に、諸会費と新聞図書費は、日本語では別々に表示しますが、英語では、

Dues&Subscriptionとまとめてしまいます。

研究開発費は、Research&Development(R&D)です。

まだまだありますが、とりあえず雑貨のMiscellaneous(Misc,)で終わりにしておきます。

NonOperating(Expenses)=Profit Before Income Taxes となり、日本の会計基準とは、

計算式と表示内容が少し違ってきます。

 

この続きは、次回に。

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