お問い合せ

書籍「はじめよう シェアリングビジネス」⑤

◯  国内シェアリングエコノミー業界MAP

 

シェアリングエコノミーはWebプラットホームを活用することで、誰でも簡単に利用できることから、

日に日に新しいサービスが誕生している。

日本国内では数百単位のシェアサービスが提供されるまでに拡大。

生活に密着したサービスから観光分野など多岐に渡るが、シェアには主に「空間」「移動」「スキル」

「モノ」「お金」の5つの領域に分けられる。

ここでは代表的な日本のシェアサービスを取り上げる。

 

● SHARE×空間

自宅の空き部屋を観光客などに貸し出す“民泊”と呼ばれるシェアサービスのほか、企業の空き会議室や

飲食店などのカフェや古民家を会議や打ち合わせ目的、イベント会議として貸し出す〝スペースシェア〟が

ある。個人や企業が所有する空き駐車場を時間単位で貸し出す〝駐車場シェア〟サービスも

広がっている。

 

● SHARE×移動

個人が所有する自動車をシェアする個人間カーシェアリング、ライブやイベント会場など目的地までの

相乗りによるコストシェアサービスが代表的。

東京都心や大都市圏では、飲食店の宅配注文をバイクや自転車で個人デリバリーするほか、

通勤や観光目的でのシェアサイクル活用シーンも増えている。

 

● SHARE×スキル

自分のスキルや経験を活かして好きな時間に働くことができるクラウドソーシング、家事代行や

子育てシェアといった働く世代を応援するシェアサービスも一般的になってきた。

農家が観光案内人として農業体験を提供したり、日本滞在の外国人が自宅で料理教室を開いたり、

生活密着型から趣味趣向まで幅広い。

 

● SHARE×モノ

古着や雑貨など使わなくなったものをシェアするフリマアプリもシェアリングエコノミー。

スマホを使って手軽に売買できることから、老若男女問わず人気を集めている。

普段着からフォーマルウェア、子供服など洋服に特化したシェアサービスのほか、1点1点買うには

手が届かない高級バックの個人間レンタルも。

 

● SHARE×お金

必要な経費、プロジェクトを実施するために必要な資金を銀行などの金融機関から借り入れせず、

個人から資金調達するクラウドファンディング。

大きく分けて寄付型・投資型・購入型がある。

投資型は金銭的リターンがあり、購入型はプロジェクトに関連した物品を購入する権利や出資金額に

応じた特典が与えられる。

 

シェアリングエコノミー国内企業図鑑

 

ここ数年で、個人間のシェアリングビジネスを仲介するプラットホーム事業者が続々登場。

個人に新しい収入の手段を提供するだけではなく、様々な社会課題を解決する一助にもなっている。

その一部分をのぞいてみよう。

 

● 多くの企業が紹介されております。

 ※ 是非、購読の上ご覧ください。

 

 

 

この続きは、次回に。

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