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シェア < 共有 > からビジネスを生みだす新戦略 ⑰

「搾取し、製造し、廃棄する」サイクルを止める

 

寿命延長型PSSは、メンテナンスや修理、アップグレードやリユースといったアフター

サービスに力を入れ、製品の寿命を延ばし、顧客との関係を長続きさせている。

 

食品や個人向け雑貨を除けば、販売時点よりも、サービス時点の管理に力を入れた製品が

うまくいかないと考える方が実際のところ難しい。

 

   ※ 省略致しますので、購読にてお願い致します。

 

工場から研究開発室まで、インターフェイスは最初の数年に大変革を行なった。

すべての動力を再生可能エネルギーに換え、廃棄物を減らし、材料を非有害物質に変え、

粘着剤を使わずに床に吸いつくカーペットを開発した。

しかし、「搾取し、製造し、廃棄する」サイクルを止めるには、顧客の考え方を変える

必要があると彼は気がついた。

それには、カーペットを売るのではなく、貸し出すことが必要だった。

 

 

□  大規模なシステムをつくり直す

 

サービス経済(機能的な経済とも言う)へと移行する基盤はすでにできている。

 

さまざまな業種のグローバル企業がビジネスモデルを変え、製品販売からサービスプロ

バイダーへと企業の定義を変えている。

 

ゼロックス(コピー機からドキュメントサービスへ)、スティールケース(オフィス家具から

オフィスシステムへ)、AT&T(電話からコミュニケーション・パッケージへ)、ピットニー・

ボウズ[Pitney Bowes](郵便関連製品から郵便マネジメントシステムへ)などはみな、製品に

備わった機能を売ることを、事業の中核に据えた。

製品がコモディティ化するリスクは、この変革を促したひとつの理由にすぎない。

もうひとつの理由は、製品とサービスの抱き合わせが、単なる製品の販売よりも利益率が

高いことだ。

 

 

この続きは、次回に。

 

 

省略致しますので、購読にてお願い致します。

 

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