お問い合せ

ドラッカー先生の授業-ビジネス書の感想⑤

□  リーダーシップ講座→セミナーやワークショップを開く。

□  研修には、「時間とお金がかかる」という視点から研修を見ている。

私が出席したセミナーでは、現在「社内研修は、少なくなりつつある」との事でした。

昔のように、新卒の方を先輩が指導する「社員研修」は、少なくなっていると思います。

他社での社内研修を追え、ある程度の経験者を「即戦力」として雇用する方が現代には、

適していると思います。

 □  目標にする管理—MBO

MBA用語集から-MBO(目標管理)

Management  by  objectives

MBO(目標管理)とは、あらかじめ評価者(上司)と、被評価者との間で目標に関する合意を結び、

それに対する達成度合いで評価をする方式。
基本的に、目標に達しなければ評価が低くなり、目標を上回った成果を挙げれば評価が高くなる制度で

あることから、実績主義や成果主義を唱える組織でよく用いられる。
目標管理法のプロセスは、
①被評価者が全社目標や自部門の目標を理解した上で、自ら目標を設定する。目標はできるだけ定量的に測定が可能なものか、定性的にプロセスが測れるものが望ましい。
②対象期間が始まる前に、評価者と面談を行い、設定した目標を必要に応じ合意の上で修正する。
③目標に基づき、被評価者は自ら具体的な行動を行い、必要に応じて評価者に支援を求める。
④対象期間が終わったときに、結果とそのプロセスについて振り返りを行い、評価者との面談の中で、次の対象期間についての課題を刷り合わせながら、次回目標設定に備える。この制度はまた、「従業員は日々の仕事を積み重ね、やり遂げることで成長していく」という考え方を前提としているため、評価システムとしてだけではなく能力開発システムとしての側面も併せ持っている。

MBOを採用している企業は多く、日本でも定着している。しかし、以下のようなMBOの弊害を指摘する声もある。
・達成度を高めるために、目標を意図的に低く設定する
・目標として設定されたこと意外をやらない
・そもそもホワイトカラーの業務に馴染まない(予期可能な業務案件・項目が少ない)
 これらの問題点を解消するために、MBOの運用において、評価を定性的なレベルに止めたり、評価を処遇・報酬に直結させない仕組みを導入する企業も増えている。

例えば、MBOをコミュニケーションの道具として使うなどである。

そういった企業では、目標を達成できなかった場合、何が問題だったのか、どうすれば達成できたのかを上司と部下で話し合い、能力開発や業務改善に役立てている。

 □  リーダーシップの8つの原則

   1. 何より大切なのは高潔さ—-高潔さを欠いていたら、リーダーとしては相応しくない。

       2. 仕事の中身をよくしる——–リーダーの中には、優れた成果をあげるのに欠かせない知識を

                                                       —    身に付けず、安易な道を選ぼうとする人もいる。

        3. 期待内容を言葉で表す——リーダーは、自分の目標や使命を宣言すべきだ。

        4. ひとかたならぬ献身を示す—-価値ある使命があってこそ、そのために身を粉にしようという

                                                                     気持ちが生まれるのだ。

        5. よい結果を期待する———–最初からあきらめてしまっては、成功は覚束ない。

        6. 人材への心配りを怠らない。

        7. 「私利」よりも「務め」を優先させる。

        8. みずから先頭に立つ。

             方針—-ポリシー、戦略—–ストラテジー

□  「私利よりも務めを優先させる」

  リーダーは皆、自分はなく他者のために行動しなくてはいけない。

□  ポートフォリオ・マネジメント—-ボストンコンサルタント・グループ(BCG)

      その時どきの状況をじっくりと考えた上で、自分の頭で判断を下す。

 定石やコンピューターに頼らない。

 参考資料—-インターネットより、PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)

複数製品に対して、経営資源の配分戦略目標策定などを行うこと。ボストンコンサルティンググループが提唱したマトリクス有名
PPMマトリクスでは市場成長率と相対的マーケットシェア基軸に、自社製品のポジショニング分析評価します。
市場のポジション以下の4種類に分類することができます。
花形商品(市場成長大、シェア大)
 急成長する市場に伴って設備投資が必要なため、キャッシュアウトも多いが、将来的には「金のなる木」へとポジションを移し収益中心商品となる。
・金のなる木(市場成長小、シェア大)
 シェアが高く、成熟市場のため大きな設備投資も必要がないため収益の中心をなす製品である。
問題児(市場成長大、シェア小)
 急成長する市場のため大きな設備投資が必要だが、市場シェアを確保していないため、キャッシュアウトのほうが大きい状態。市場シェアの確保が重要課題となる。
負け犬(市場成長小、シェア小) 大きな収益源になる可能性は低い。

総括  いろいろと難しい用語が並んでおりますが、「自分にとったプラスになる」部分のみ活用して下さい。

 この続きは、次回に。

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