30歳で400億円の負債を抱えた僕が、——①
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、
もう一度起業を決意した理由
起業家 杉本 宏之著
起業した会社を上場させ、倒産して地獄を味わい、そこから復活するまでに
経験した出来事から私はたくさんのことを教えられた。
なぜ、私は地獄を味わうことになったのか。
なぜ、私は復活できたのか。
この5年間の出来事と私自身が考えてきたことを正直に書き留めておこうと
思う。
ダイヤモンド社
まえがき
プロローグ “ベンチャー経営者”であることを
第1章 絶頂—-ワンルーム販売から総合不動産業。
第2章 暗雲—-「傲り」を象徴する出来事が僕を蝕み始めていた。
第3章 地獄—-暗闇の断崖を転げ落ちながら、必死でもがき続けた。
第4章 奈落—-民事再生、自己破産、絶望しそうな淵の底で。
第5章 希望—-2年間は修行と決めて真にやりたい事業を見つけ出す。
第6章 感謝—-どん底で知った感謝とともに新しい道を歩んでいく。
あとがき
私見
つい最近の日経新聞にシニア層で創業・起業する方が多いとの記事を拝見致しました。
日経新聞より抜粋——
■ 開業時、60歳以上が6.5%
60歳以上のシニア層の起業が目立っている。
日本政策金融公庫総合研究所の2013年度調査では、開業した人のうち60歳以上の割合は6.5%で、
10年前より2ポイント上昇。
29歳以下の割合が低下しているのと、対照的である。
シニア層の増加は、年金支給の年齢引き上げが背景にある。
経験を生かしコンサルティング事業で起業したり、飲食店などの異分野にチャレンジしたりする人が
増えているという。
若手層は非正社員が増え、開業の資金や経験を蓄積しにくい面がある。
その一方で、創業・起業して失敗したり、負債を抱えたりして自殺する方々も多いという記事も
目にしたことがあります。
この続きは、次回に。