認知症にならないための 決定的予防法㉞
黄金の十二品目
1 ベリー類
簡単な利用方法—ベリーを夕食のサラダに加えるか、ヨーグルトのトッピングにする、
あるいはおやつにそのまま食べてください。
2 りんご
簡単な利用方法—焼きりんごにする、薄切りにしてサラダに入れる、
間食として好きなときに食べる。
3 魚
簡単な利用方法—サケは網焼きし、昼食にはツナ缶[マグロ]を利用し、
オイルサーディンとクラッカーを間食にする。
4 アブラナ科の野菜
簡単な利用方法—-蒸す、炒める、キャセロールに加える、あるいは
生で千切りにしてコールスローにする。
5 ナッツ類
簡単な利用方法—米料理に加える、サラダに振りかける、または
おやつにナッツを数粒食べる。
6 乳製品(低脂肪)
簡単な利用方法—無脂肪、または低脂肪の牛乳を食事とともに飲む、シリアルにかける、
もしくは調理に利用する、間食にヨーグルトか低脂肪のチーズを食べる、
アルツハイマーを予防する脳活性ベリー・スムージー(372ページ)をお試しください。
7 葉もの野菜
簡単な利用方法—蒸す、炒める、あるいは刻んでサラダに。
8 乾燥豆または豆果
簡単な利用方法—[缶詰の豆を]食事時に温めて食べる、キャセロール料理に混ぜる、
サラダに加える。
9 大豆
簡単な利用方法—豆乳をシリアルにかける、あるいはお菓子づくりなどに使用する、
レシピのなかで、肉の代わりにおからを使う、チリ・コン・カルネやベークトビーンズなどの
料理に乾燥豆を使う。
10 サツマイモ
簡単な利用方法—ジャガイモの代わりに使う。ベークド・スイートポテト・フライにして
食べる[サツマイモの短冊切りにオリーブ油をかけて、オーブンで焼いたもの]。
11 トマト
簡単な利用方法—-シチューに入れる、スープやソースに加える、薄切りにして
サンドイッチやサラダに加える。
12 全粒穀物
簡単な利用方法—サンドイッチには全粒粉のパンを使う。
朝食にオートミールを食べる。
キャセロール料理に大麦を加える。
□ 日常の食事に卵を加えよう
卵には、神経伝達物質のアセチルコリンを生成するために体が使用するコリンが豊富に
含まれています。アセチルコリンの値が低いことと、アルツハイマー病には関連があります。
□ 脳を活性化するハーブと香辛料を使おう
抗酸化物質のニンニクには、抗アテローム性動脈硬化作用があり、脳卒中やアルツハイマーを
防ぐうえで役立つ可能性があります。
ニンニクは血圧を下げ、血管を守り、動脈にプラークが形成されるのを防ぐことがわかっています。
これらは心臓疾患や脳卒中を防止するうえで重要な要素です。
最近の研究結果から、ニンニクは神経を保護し、記憶や新たな学習能力を高めることも
判明しています。
抗酸化物質でターメリック[ウコン]の成分でもあるクルクミンは、酸化による損傷を減らし、
脳内のベータアミロイド・ペプチドを43%から50%減らすことがわかっています。
毎食、ターメリックを食べるインドの高齢の村人は、世界で最もアルツハイマー病の
発症率が低いことが研究によって示されています。
※ 詳細は、是非購読の上、お読みください。
アルツハイマーを防ぐために必要にサプリメント
1 鉄や銅を含まないマルチビタミン
2 1日800μgの葉酸
3 魚油または亜麻仁油のサプリメント1000mg
4 抗酸化物質のサプリメント
5 1日、200から500μgのクロミウム・ピコリネート
6 小児用アスピリンを1日1錠(抗炎症効果のため)
7 1日1杯の赤ワイン。
イタリア加齢横断研究の結果から、軽度認知機能障害の人でも、ワインを中心に、
毎日、グラス一杯までのアルコールを飲む人は、まったくアルコールを嗜まない人に
くらべて、アルツハイマーを発症するペースが85%遅いことが判明しています。
8 ブライトエイジ者のサプリメント、ブライトシールドには、ターメリックとレスベラロール
(ワインに含まれる有効成分)の双方が含まれています。
赤ワインを飲みたくない、あるいは毎日、ターメリックを食べたくなければとくに、
ブライトシールド・サプリメントを1日2錠飲むことをお勧めします。
この続きは、次回に。