1万円起業-5
第4章 ノマド起業の真実
場所にとらわれない働き方をしたい? 本当に?
□ 音楽教師のスケジュール管理で年収3600万円
□ 結婚式専門の写真家で年収900万円
□ 1200万円稼いだ電子書籍
□ それをつくれば、彼らが来るかもしれない
KEY POINTS
⚪️ ノマド起業家はいたるところにいる。
人知れず巨額な—年収10万ドル(1000万円)以上の—ビジネスを経営しながら、遊牧民のような
生活を送っている人たちは現実に存在する。
⚪️ たくさんの人が誤った理由でノマドライフを夢見ている。
「自分は人に何を与えられるか」という点をもう一度確認しよう。
⚪️ 場所にとらわれない働き方には多くの方法があるが、情熱出版ビジネスは特に利益が期待できる。
それは電子書籍に限らない。PDFファイルを売るだけだっていいのだ。
第5章 顧客の年齢層を調べるな
あなたの顧客には共通点がある。
ただしそれは古臭い分類には当てはまらない。
□「他の誰でもない、あなたのための商品です」
□ 顧客を見つける確実な戦略
戦略① 人気のある趣味、流行をつかむ
多数の賛成派と反対派がいる産業や流行—-は、常に絶好のビジネスチャンスとなる。
戦略② ほしいものをお客に聞く
旧式のマーケティングは「説得」に基づいているが、新しいマーケティングの
基本は「誘うこと」だ。
異なるアイデアを検討し、どれがいちばんいいか確信がないときは、商品を買ってくれそうな人や
現在の顧客(もしいれば)、あるいは自分のアイデアにぴったりな誰かにズバリ聞いてみるのが
いちばん早い。
次のような質問から始めると効果的だ。
・ ———について、いちばん困っていることは何か?
・ ———-について、いちばん知りたいことは何か?
・ ———–について、どんなことをしてほしいか?
KEY POINTS
⚪️ 顧客をかならずしも年齢、人種、性別に分けて考える必要はない。
むしろ、信念や価値観を共有する人たちだと思えばいい。
⚪️ 1つのブームや流行を追ってその道の権威になれば、同じものに興味のある人が簡単に
学べるように手助けができる。
⚪️ アンケートを利用して、顧客や見込み客について理解しよう。
質問は具体的であればあるほど効果がある。
「私にいちばんしてほしいことは何ですか?」とズバリ聞いてしまおう。
⚪️ 意思決定表を使って、複数のアイデアを比べてみよう。1つのアイデアだけを選ぶ必要はないが、
この作業によって次にとりかかるものが決めやすくなる。
この続きは、次回に。