訪日外国人インバウンド市場 攻略の鉄則-1
今回は、「日経MOOK 日本経済新聞社出版社 訪日外国人インバウンド市場 攻略の鉄則」を
ご紹介致します。
「インバウンド」という言葉はマスコミ、新聞紙上でもよく耳にしますが、「現在を把握する
ことで今後が予想できる」=新しいビジネスプランに繋がると思い、購読致しました。
興味のある方は、是非、購読いたただき今後のビジネスの参考にされてはいかかでしょうか。
株式会社シニアイノベーション 齊藤より
日経MOOK 日本経済新聞社出版社
訪日外国人インバウンド市場 攻略の鉄則
監修 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)
目次 Contents
Part1
日本経済を活性化させるインバウンド
日本経済の喫緊の課題である「地方創成」を実現する切り札として、インバウンド(訪日外国人)消費に
対する期待が高まっている。
日本を元気にするインバウンド市場の魅力と可能性について考える。
あなたの知らないインバウンドの世界
Part2 2015年の訪日外国人旅行者数は、7月時点で2013年の年間来客数を上回った。
Part3 2014年の中国人海外旅行者のうち、日本に来たのはたった2%。
Part4 中国人旅行者の中には日本語を完璧にマスターして来日する人がいる。
Part5 免税手続きは日本では買い物時だが世界では出国時に行われる。
Part6 中国人観光客は、SNSで自撮りの写真をアップする人が多い。
Part 7 シンガポールには、海外旅行者を20年間魅了し続ける“買い物祭り”がある。
巻頭インタビュー 田川博巳氏(一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会会長)
✔️ 日本には売れるものがまだまだたくさんある
ショッピングツーリズムの未来は明るい
円安や個人観光ビザの発給要件の緩和により、インバウンド(訪日外国人)消費に沸き立つ日本。
しかし、一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)会長の田川博巳氏は、
「爆買いといわれるようなアジアの人たちの大量消費は長続きしない」と見ている。
日本を真のショッピング大国にするための方策について話を聞いた。
・ アジア人の大量消費は長続きしない。現状はインバウンド消費の一里塚。
・ 他国にない多様性や独自の文化が日本の魅力。
・ 日本人は自国の文化や技術の素晴らしさを学び直すべき
・ 旅の力を買い物に結び付け地方経済の活性化を目指す。
5つの『旅の力』
交流の力
国際あるいは地域間における相互理解、友好の促進を通じ、安全で平和な社会の実現に貢献できる。
文化の力
色々な国や地域の歴史、自然、伝統、芸能、景観、生活などについて学び楽しみつつ、
それらの発掘・育成・保存・振興に寄与できる。
教育の力
旅による自然や人とのふれあいを通じ、異文化への理解、やさしさや思いやり、家族の絆を
深めるなど、人間形成の機会を広げる。
健康の力
日常から離脱による新たな刺激や感動、遊・快・楽・癒しなどを通じ、からだやこころの活力を得、
再創造へのエネルギーを充たす。
経済の力
旅行・観光産業の発展による雇用の拡大、地域や国の振興、貧困の削減、環境の整備・保全など、
幅広い貢献ができる。
マンガ 3分でわかるインバウンドの魅力と可能性
昨今大いに盛り上がりを見せているインバウンド消費は、アジアの人たちによる「まとめ買い」に
とどまらず、日本経済の喫緊の課題である「地方創成」の切り札としても期待されている。
インバウンドの魅力と可能性について、まずはマンガで整理してみよう。
この続きは、次回に。