医師いらずで「糖尿病」「高血圧」がみるみる良くなる治療法!㉑
◉ 「塩を摂ると高血圧に」は間違い
減塩は体調不良の、原因になる
極端な減塩は無意味で命を縮める危険行為
最近では、減塩がブームになっているので、ラーメンやうどんの汁をあえて残している人も多いかと
思いますが、実は、「減塩=健康」も誤った認識です。
日本高血圧学会は、高血圧予防のために血圧が正常な人にも1日6g未満の食塩制限を勧めています。
2014年に発表された国際共同研究結果では、食塩摂取量が少ない人たちは、総死亡率が高いことが
示されました。
このように、減塩は意味がないどころか、危険です。
塩の成分であるナトリウムは、全ての正常細胞が働くのに必須の成分で、命の維持にかかわっており、
血中ナトリウム濃度が下がりすぎると意識混濁や血圧低下、失神などの症状を招いてしまいます。
また、コーヒーが身体に悪いというのも俗説。
アメリカで40万人を調査したところ、コーヒーを1日4〜5杯飲む人は、飲まない人に比べて、
総死亡率が10%ほど低くなっていました。
ほかにも、コーヒーを飲む人は糖尿病になりにくいとか、肝臓がんの発症率が低い、などの報告も
あって、コーヒーは身体にいいらしいのです。
いずれにせよ、何よりも大切なのは少し基準値をオーバーして足るだけで生活習慣病だと診断され、
薬漬けの生活を送るハメに陥らないこと。とはいえ、健診で「基準値をオーバーしているので
今すぐ病院へ」などといわれたら心配になってしまうのが人情でしょう。
ですから、健診や人間ドックに近づかないのが一番。そして、根拠のない基準値に自分の数値を
当てはめて一喜一憂することをやめ、自分の身体を信じて、生き生きとした生活を送ることこそが、
生活習慣病予防への近道なのです。
44. 効果別糖尿病薬リスト
糖尿病の治療といわれると「インスリン」の注射を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし適切な薬物療法を行えば、身体的・経済的に負担が増すインスリンを使うまでもなく、
食事療法と運動療法、それと飲み薬で症状を制御できる場合も多いのです。
糖尿病の薬は、効く部位・効果がそれぞれ違い、「インクレチン関連薬」「スルフォニル尿素薬」
「α-グルコシダーゼ阻害薬」「ビグアナイド薬」「チアゾリン薬」の6種に大別されます。
これに飲み薬で症状が改善しない場合に使用されるインスリンを加えた7種の糖尿病治療薬の効果の
解説と、代表的な薬の紹介を行います。
- 糖尿病治療薬の効果の解説と代表的な薬の紹介は、省略致します。
ご自身で購読にて、お願い致します。
45. 効果別高血圧薬リスト
高血圧の治療薬を選ぼうとして、膨大な種類があることに驚き「どれを使えばいいの?」と迷って
しまった経験がおありではないでしょうか。
ここではそういう方のために、クスリ選びの基礎知識を紹介します。
たくさん種類があるといっても、大きくまとめると、「利尿薬」「β遮断薬」「α遮断薬」
「αβ遮断薬」「カルシウム拮抗薬」「ACE阻害薬」「ARB」の7種に分類されます。
1種類の服用で十分な効果が見られない時は、2、3種類を併用する場合もありますし、また2種を
1粒にした「合剤」もあり、どれを選べば良いか迷いが生まれる場合もあるでしょうが、
基礎知識があれば、自ずと自分が使うべき治療薬の方向性が見えてくるはずです。
- 高血圧治療薬の効果の解説と代表的な薬の紹介は、省略致します。
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この続きは、次回に。