当社のBusiness Purpose(事業目的) Part6
当社「掲載企画-飲食編」をモデルに、概算の損益計算書を作成して見ましょう。
例 日商/8.25万円:月商/247.5万円/年商/2,970万円と想定します。
利益 5% 12.375万円
◯ 月額12.375万円の利益があれば、2店鋪目の準備を開始します。
雑費 2% 4.95万円
◯ 通信費、事務用品費等の予備費とします。
借入返済金 2% 4.95万円
◯ 元金返済金+支払利息=6.5万円を想定。 ※ △1.55万円増。
消耗品費 5% 12.375万円
◯ その他経費の予備費と致します。
水道光熱費 8% 19.8万円
◯ 10% 24.75万円を想定。 ※ △4.95万円増。
減価償却費 8% 19.8万円
◯ 建物・建物附属設備
420万円/7年償却の為、月額6.2万円想定。 ※ ▲13.6万円減。
家賃 10% 24.75万円
◯ 建物スペース6坪+エントランス2坪 =8坪
坪単価2.0万円×8坪=16.0万円 ※▲8.75万円減。
人件費 25% 61.875万円
◯ 正社員(経営者 ) 月額25.0万円
アルバイト(2名) 月額16.0万円 ※▲20.875万円減。
食材費 35% 86.625万円
◯ 38% 94.05万円想定。 ※ △7.425万円増。
合 計 100% 247.50万円
◯ 218.2万円 利益29.3万円増。 ※△29.3万円
以上より、余剰資金が毎月29.3万円増となりました。
更なる店舗展開の資金となります。
利益:毎月12.375万円×12ケ月=148.5万円+毎月29.3万円×12ケ月=年間351.6万円=
500.1万円であれば、自己資金500万円+追加借入金1,000万円=総額1,500万円で充分に
2店鋪目が開店できる運びとなります。
建物の設置費用等は、見込んでおりませんので「事業計画書」の参考資料となると思います。
また、余剰資金は借入金返済に充当しても構いません。
このように数字を羅列致しましたが、ある中小企業診断士の会合に出席し、このような
プレゼンをしたところ、「絵に描いた餅」と発言された方がおりました。
私の考え方は、「絵に描いた餅」すら描けない士業が多い。
過去に経営コンサルタントし、少ない成功事例に則ってセミナーを開催し、つまらない内容に
講座料を徴収する方がひどい、と言ったことがあります。
また、私の場合は飲食店業務には精通しており、「実務経験者」でもあり、説得力には
雲泥の差があると申し上げたことがあります。
次は、「客単価」設定について、下記の通りご説明致します。
業態・業態:テイクアウト&スタンディングバー
「焼き鳥と惣菜及び弁当」編 シップス 倶楽部
客層: ① 準高級住宅地に住む消費者(固定客)
単価 焼鳥 160円×5本 900円 計 900円×30人=27,000円
客層 惣菜 320円×2パック 640円 計 640円×30人=19,200円
弁当 680円 680円 計 680円× 5人= 3,400円
① 合計売上高49,600÷総客数65人=客単価 約763円
② その他消費者(浮動客)
焼鳥 160円×5本 900円 計 900円×15人=13,500円
惣菜 320円×2パック 640円 計 640円×15人= 9,600円
弁当 680円 計 680円× 5人= 3,400円
② 合計売上高26,500円÷総客数35人=客単価約758円
③ オードブル
4種盛り 1,160円 計 1,160円× 1名= 1,160円
6種盛り 2,320円 計 2,320円× 1名= 2,320円
8種盛り 2,920円 計 2,920円× 1名=2,920円
③ 合計売上高 6,400円÷総客数 3人=客単価約2,134円
以上より、①+②+③=④
④ 合計売上高 82,500円÷総客数103 人=客単価約801円
◯ 日商/8.25万円、月商/247.5万円、年商/2,970万円
このビジネスプランは、週末を活用してアルバイトした「焼鳥 日本一」「オリジン弁当」で働き、
ノウハウを学んだ経験から作成致しました。
時間がありましたら、ホームページで検索の上、ご覧になってください。
上記の数字を達成目標に、PDCAサイクルで頑張るしかないと思うことです。
当社のBusiness Purpose(事業目的) Part6は、これにて終了致します。
ビジネスプラン作成に少しでも、お役に立てれば幸いです。
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
次回は、「はじめよう シェアリングビジネス」をご紹介致します。
お楽しみに!