書籍「はじめよう シェアリングビジネス」③
PART1: 徹底解説 シェアリングエコノミー
モノやサービスを個人間で取引する新しい経済活動として注目され、
政府が2017年6月に発表した「未来投資戦略2017」で推進に向けた
具体的施策が記載されたシェアリングエコノミー。
そもそもシェアリングエコノミーとは何か。
どのような効能があるのか。
その全体像をつまびらかにする。
◉ シェアリングエコノミーとは
様々な場面で耳にするようになった。
シェアリングエコノミー。
具体的にはどのような経済活動を指すのだろうか。
● 個人が個人にサービスを提供する「CtoC」取引
● シェアリングエコノミーの5つの分類
1. 「空間」のシェア
2. 「モノ」のシェア
3. 「移動」のシェア
4. 「スキル」のシェア
5. 「お金」のシェア
● テクノロジーの進化がサービスを後押し
● 信頼性の担保とともに、市場の急拡大が見込まれる
◯ なぜ、いま「シェアリングエコノミー」なのか
「シェアリングエコノミー」の広がりは、私たちの生活や経済の仕組みをこれまでにない
新たなかたちに変えていく—。
こう考えると人は多いのではないだろうか。
ところが、井出英策慶應義塾大学教授は、歴史的にみて危機を迎えた時期、人々は繰り返し
「共有(シェア)」の道を選んできたと指摘する。
シェアリングエコノミーへのシフトはいわば必然で、日本はまさにその転換点にいると説く。
● 資本主義に極端に偏った現代の経済社会
● かつての日本にもあったシェアリングエコノミー
● 自然と調和してサステナビリティを高める
この続きは、次回に。