定年後の生活を豊かに過ごすための知識 ⑤
⑤ 「アルバイト代」は、貯金。
私は、「アルバイト代」は極力貯金することにしていました。
アルバイトをする一番の目的は、当時勤務していた正社員としての職種ではない職種で
「取得している資格」を活用することが目的でした。
私の場合は、「取得している資格」の活用ですので、実務経験がほとんどない訳です。
本当であれば、「授業料」を支払わなければなりません。
それが「アルバイト代」をいただき、実務経験が得られる訳ですので非常にありがたい事です。
「泡銭」という言葉がありますが、「苦労せずに得たお金」よりも「苦労して得たお金」の
価値は、非常に多くのメリットが得られます。
・ 他分野経験で能力が向上する
・ アルバイトでの収入で所得が増える
・ 本業以外のやりたい仕事ができる
・ 新しい知見や人脈が広がる 等々
アルバイト代の使い道ですが、私は、
・ 創業・起業する際の資本金
・ 余暇を利用した海外旅行費用
・ その他。
現在、「働き方改革」の一環として「社員の副業」を解禁する大手企業が増えております。
時代に即した働き方が色々と変化している中で、終身雇用制度が崩れつつあり、研修制度も
薄れつつあり、少子高齢化による労働人口も減少する中等々。
今一度、自分の即した「働き方」を考えてみてはいかがでしょうか。
⬜︎ サラリーマンの副業で年間20万円以上の所得がある方は、「確定申告」を忘れずにお願い致します。
なお、副業による所得税、住民税の支払いは、別途「個人」で支払うように申請して下さい。
会社で特別徴収(住民税)を行なっている場合は、————。
特別徴収
特別徴収(とくべつちょうしゅう)とは、地方税や社会保険料を本来の納税義務者である個人から
(特別徴収義務者)が税金等を代わって預かり(天引き)、その徴収すべき税金等を納入させる
ことをいう(地方税法1条1項9号)。
この続きは、次回に。