お問い合せ

定年後の生活を豊かに過ごすための知識 ⑩

⑩  次のアルバイトも、同じ業種・職種を選択。

     そのうち「副業」が「本業」に!

 

「継続は力なり」と言う諺があります。

 

—–インターネットより抜粋—-

 

「継続は力なり」という言葉の真意は早いうちに理解しておいた方が良い

Tomoyuki Arasuna

2018/02/06 11:26

皆様、本日の日報を提出いたします。

継続は力なりという言葉がある。何かを継続したことでひとつの成果を出して成功体験を

つかんだ人は、この言葉の意味を実感する。

しかし、この言葉を妄信してただただ「継続」することを目的にしてしまう人がいる。

「継続し続けているのだから、焦らなくても結果は出る!諦めずに頑張ろう!」と考える人だ。

こうした人はかなりの確率で意味を誤解している。

 

「継続は力なり」で評価されているのは「継続」ではない。継続したことで出た「結果」である。

これを明確に認識していない人は多いのではないだろうか。

恥ずかしながら、自分はかなりこのタイプだった。

この勘違いは若いうちに「よくやった!継続は力なりだね!」と評価された人に起こりがちだ。

なぜなら若い時は、成功の先にある大きなポテンシャルまでを含めて評価されるため、

たとえ小さな結果であっても高く評価されやすい。

逆に年齢を重ねると、純粋に「結果」のみで評価される。

そうなった時に自分の価値観の中で「継続は力なり」の間違った認識が根強く残っていると、

ただただ継続することしか考えず、結果を出すためにどう工夫すべきか?という部分に思考が

働かないので、とても苦労する。

これは「継続は力なり」を理由に、思考停止している状態と言える。

 

例えば「SNS上で自分の存在感を強めていきたい」という目標を立てたとしよう。

するとまずは、SNS上で毎日なにがしのネット上の記事をピックアップするなどしてコメント

するだろう。

1か月も続けば、自分のフォロワーにはある程度、存在を感じてもらえるようになる。

しかしその後、振り返りもなくただただ投稿を継続していたとしても、強いインパクト・

存在感を残すことは難しい。

どうすればもっと見てもらえるだろう?文章をこう工夫すればもっとわかりやすいんじゃないか?

この分野の情報をアップした方が皆に参考になるんじゃないか?

今このタイミングならこの話題がいいんじゃないか?

こんなふうに「存在感を強める」という目的のために、具体的に何をすべきか?を考えることと、

どれだけ真剣・且つ論理的に向き合えているか?が目標達成への鍵になる。

 

さらにデザイナーで例えてみよう。最近はUIデザインのトレースが盛り上がりを見せている。

その盛り上がりの波に乗り、自分もとにかくトレースをやってみよう!と考えて、幾つかの

アプリのトレースを実行・継続する。

こうしたトレースから学び取れる知識は特に基礎的な学びが大きく、若手であればあるほど

得る物も大きい。継続することですぐに使える知識になることに加え、SNSを通じて有益な

セルフブランディングにも繋がりやすい。

しかし本当に大切なのは「トレースを続ける」というところにはない。そこで得た知識や技術を

如何にして実際のプロジェクトの中で活かすか?という部分にある。

極端な話、一度のトレースで多くを学び、その学びをすぐ実践に活かせるなら、継続する必要はない。「継続」よりも「結果」が大切なのだ。

もちろん、何か結果を出すためには継続することは重要だし、継続なくして結果は出ないものだとも思う。そして何より、継続できる人はそれだけで才能があると断言しても良い。

しかしあくまでも、継続は結果に対しては必要条件であり、十分条件ではない。

しばらく結果が出ない期間が続いていたとしたら「継続は力なり」の一歩先に思考が働いているか?を

見直すと良いのではないだろうか。

———————————————–

私が定年退職して、約3年が経とうとしております。

また、株式会社シニアイノベーションを起業して、今年6月1日から6年目を迎えます。

2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを目標に、シニアを対象とした起業・創業の

支援事業を目的に起業致しました。

 

「自分の夢」の実現に向けて、創業・起業しようとする方々のビジネスモデル作成から

ビジネスプランの作成、資金調達、立ち上げ全般から軌道に乗るまでのコンサルティング業務、

毎月の試算表作成、決算書作成等々を私のこれまでの実務経験を活かして提供する、と

いう事業内容です。

 

2020年(私の年齢65歳)までにどうにか会社を軌道に乗せ、それ以降は役員報酬と年金で

暮らしたいという「ライフプラン」を描いております。

 

何故、2020年なの?

一つは、「オリンピック景気で建設等の景気が良くなる」→「起業・創業」しやすい環境に

なるのでは。

 

一つは、「訪日外国人の増加している」→多くの方が気軽に「起業・創業」しやすい環境に

なるのでは(CtoCビジネスがしやすくなる)。

 

一つは、「少子高齢化時代」→シニア層が「起業・創業」することで「アクティブシニア」が

増やすことが、社会的に良いのでは。

 

一つは、「人生100年時代」「2025年問題」等々将来について→多くのシニア層のネットワーク作りが

求められているのでは。

 

「継続は力なり」の諺で私が思うのは、「目的」を持ち、「成果」に結びつける「道程」が大事ではないかと。

 

①  何かを継続したことでひとつの成果を出して成功体験をつかんだ人は、この言葉の意味を

     実感する。

②  ただただ継続することしか考えず、結果を出すためにどう工夫すべきか?という部分に

     思考が働かないので、とても苦労する。

③  しかしあくまでも、継続は結果に対しては必要条件であり、十分条件ではない。

     しばらく結果が出ない期間が続いていたとしたら「継続は力なり」の一歩先に思考が

     働いているか?を見直すと良いのではないだろうか。

 

以上の内容は、すごく参考になると思います。

 

私は、「ただただ継続することが良いのか」「継続することで全てが成果につながるのか」は、

自分自身が「その時代の流れに即していけるか」が「継続は力なり」には大事だと思います。

時代に即していない、ニーズに即していない等々にいくら努力しても、成果に結びつかないことも

只々あると思います。

 

私の若い時代は、「十年一昔」と言われておりました。

 

—-インターネットより抜粋—-

じゅうねんひとむかし【十年一昔】

10年たてば昔のことといえる。

世の移り変わりの激しいことを、10年を一区切りとしていう語。

 

現在は、「五年一昔」でしょうか。

時代の移り変わりが早い現在、本業があるうちに副業にトライして-「次のアルバイトも、

同じ業種・職種を選択する」ことで、もしかしたら「副業」が「本業」になっているかも

知れません。

空いている時間を有意義に活用することで、「人生100年時代」をアクティブシニアとして、

少しは豊かに、そして「生き甲斐」「やり甲斐」「働き甲斐」を持って過ごすことができる、

お手伝いができればと思います。

 

私の「副業10ケ条」を参考に、是非、貴方自身の「副業10ケ条」を作成してみて下さい。

そして、弊社「お問い合わせ」フォームにてご投稿いただければ幸いです。

多くの方々のご参考になると思います。

 

 

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤弘美

 

 

この続きは、次回に。

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