お問い合せ

雑学-コミュニケーションの重要性①

上司と部下の関係で、上司として「部下を指導する」ことは大変難しいことです。

「模範」となり得る上司は、人間性も豊かで、部下から尊敬される人であればこそ、

「指導する発言」に耳を傾けてくれると思います。

もし、上司として、人間性が乏しく、粗雑で、指導する発言に信頼を持てない場合は

どうでしょうか。

 

私は、次の言葉に興味を持ちました。

 

「相手の立場になってその人の気持ちを考えれば、人はついてくる。

自分の立場だけを押し通すと、人は言うことをきかなくなる。」

 

 

インターネットより抜粋—

 

相手の立場になって考える、本当のコミュニケーションのコツとは

 

よく「相手の立場で考えよう」と小さい頃から聞いていても、実際にどうやればいいのかを

詳しく教えてくれる人は少ないです。

相手のどの立場で考えればいいのか?

相手の行動を考えるのか、相手の考えていることを考えるのか、そして考えた後に

どうすればいいのかが分かりません。

これは仕事でもいえることで、相手のことが分かる人はそれだけ仕事でも家庭でも恋愛でも

上手くいくようです。

 

相手の何を考えればいいの?

相手の立場といっても相手の立ち幅や姿勢、表情を考えてもどうすればいいか分かりません。

もっと深く考えようと思って相手が考えていることを考えようとして、たとえそれが

当たっていたとしても相手の立場が分かるわけではありません。

かといって相手の行動を考えても、なんでそんな行動をしているのか?と表面的なことが

分かるだけで行動のもとになっている気持ちが分かることは感性が強くないと難しいかも

しれません。

コミュニケーションが上手くいくための相手の立場を考えるというのは、相手の感情を

理解し近づくというものではないでしょうか。

なぜなら、行動も思考も感情が元になっているので、行動を見ればその人がどんな感情を

持っているかが分かりますが、その深くに違う感情があります。

たとえば、イライラしている人の行動を見ればイライラしていることは分かりますが、

それだけだとただのとっつきにくい人で済まされてしまうかもしれません。

イライラしている人の思考を考えてもイライラしているからあまり刺激しないでおこうと

思うかもしれませんが、それだと相手の本当の気持ちを理解していることにはなりません。

なぜイライラしているのか、それは悲しみや不安がありそれが引き金になってイライラ

しているのかもしれません。

どんな人でもイライラするよりリラックスして楽しんだほうが快適ですが、イライラ

しないといけない状況の底にあるのはそうした悲しみの感情が元になっています。

それを理解してあげると、イライラしている相手をとっつきにくい相手と思うよりも

かわいそうとか守ってあげたいといった気持ちが湧いてくるかもしれません。

 

 

この続きは、次回に。

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