ビジネスプラン参考資料-③の5「バランスの良い食事」と「認知症予防」
● これまでの生活の集積こそ「認知症」を退ける
また、認知症の人が苦しまれることに、ご自身に払われていた敬意や愛情、
人とのつながりが認知症を理由にして失われていくことがあります。
これまで出かけていた素敵な場所、行えていた趣味活動が失われていくことも
さぞや苦しかろうと思います。
ご本人が生きてこられた長い歴史の間で楽しまれたもの、愛してきた人々、
ご近所づきあいや地域での暮らし、そんな特別ではないものが、脳や心を活性化する
エネルギーを生み出します。
そのエネルギーが認知症を退け、認知症となっても豊かな生活を支える源となると
考えます。
認知症予防は単に認知症にならないようにするという、後ろ向きのものではないと
思っています。認知症になってもならなくても、生活をより健康的に、より充実して
送るための認知症予防に、ぜひ取り組んでくださればと思います。
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監修者
伊東 大介 慶應義塾大学医学部神経内科医・専任講師
1967年生まれ。1992年、慶應義塾大学医学部卒業。2006年より、慶應
義塾大学医学部(内科学)専任講師。総合内科専門医、日本神経学会専門医、
日本認知症学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本医師会認定産業医。
2012年、日本認知症学会学会賞受賞。
認知症については、当社「代表のブログ」にも掲載しておりますので、興味がありましたらご覧ください。
この続きは、次回に。