田中角栄「上司の心得」最終
「交渉力」の極意
● 「応酬話法」に磨きをかけよ
● 「握手の効用」を軽視すべからず
● 勝負を分ける「不退転の決意」
● 理想の「交渉カード」は3枚
● 「角栄節」が教えるスピーチ説得術の5カ条
「人材育成の奥義」
● 角栄流「発想の転換」の要諦は、俯瞰的視線と常識の放棄
● 有能な部下の「損失補填人事」を忘れてはならない
●「論語」も教えた部下育成の三要諦
●「自分の言葉」で話せ。借りものは、一発で見抜かれる
● 田中の「殺し文句」に、石破しげるが泣いた日
今回が最後となります。
私が若い頃-20歳代、「田中角栄」首相は、「日本列島改造論」や
「ロッキード事件」等々で知っております。
その前の「佐藤首相」も、中学生時代だと思いますが、知っております。
私は、中学1年から野球部に所属致しました。
そして、兄と一緒に新聞配達も始めました。
親戚に頼まれた訳ですが、当時は、野球の足腰強化にもつながるし、
小遣い稼ぎにもなるので、と思ったからです。
そうしたところ、佐藤首相も幼少の頃、新聞配達をしていたと聞き、
勝手に何かしら〝運命〟を感じたものです。
この本に関しては、〝政治〟の裏側を垣間見たような印象が多々、
あります。また、全体的には、〝勉強になった〟というのが、実感想
です。
なかなか、政治については、〝興味も薄く〟〝疎い〟というのが本音で、
もっと政治に関心を持たないといけないと反省しております。
読んでいて、難しい言葉が多く、いろいろとインターネットで検索して
見ました。
恥ずかしながら、言葉を知らない自分自身を認識しましたし、まだまだ、
いろんな分野の本を読まないといけないなぁと、改めて感じました。
次回からは、私の大好きな経済学者P・F・ドラッカーの書籍
「実践するドラッカー[思考編]」をご紹介したいと思います。
2021.9.2
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美