Coffee Blake-令和3年10月6日(水)「認知症ケア指導管理士」
私は、〝認知症〟を勉強していた延長戦で、「認知症ケア指導管理士(初級)」を
取得しております。
先日、資格更新を行い、「内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会」
「一般社団法人 総合ケア推進協議会」の連名で、小冊子が届きました。
ついては、私にとりましては〝最も関心が高い〟認知症ですので、小冊子
「関連情報-資格更新にあたり、認知症ケア指導管理士に関する情報をお伝え
いたします。今後の活動にお役立て下さい」を皆さまにも、お知らせしたいと
思います。
ご興味のある方は、是非、「認知症ケア指導管理士(初級)」の資格取得に
励んで見てはいかがでしょうか。
〝知識の享受〟と〝資格取得〟の両方が得られますよ。
2021.10.6
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
認知症ケア指導管理士
Dementia Caring Administrator
高齢者の姿と取り巻く
環境の現状
● 認知症高齢者数の推計
65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成
24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人
に1人(有病率15.0%)であったが、令和7(2025)年には約5人に1人になる
との推計もある。
令和 7年(2025) 730万人
令和12年(2030 ) 830万人
令和22年(2040) 953万人
令和32年(2050) 1,016万人
(内閣府・令和3年版高齢社会白書より)
● 高齢化の状況
我が国の総人口は、令和2年10月1日現在、1億2,571人となっている。
65歳以上人口は、3,619万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も
28.8%となった。
65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,574万人、女性は2,045万人で、
性比(女性人口100人に対する男性人口)は77.0%であり、男性対女性の
比は約3対4となっている。
65歳以上人口のうち、「65〜74歳人口」は1,747万人(男性835万人、女性
912万人)で総人口に占める割合は13.9%となっている。
また、「75歳以上人口」は1,872万人(男性739万人、女性1,134万人)で、
総人口に占める割合は14.9%であり、65〜74歳人口を上回っている。
(内閣府・令和3年版高齢社会白書より)
関連情報
● 第1号被保険者(65歳以上)の要介護度別認定者数の推移
介護保険制度における要介護又は要支援の認定を受けた人(以下「要介護者
等」という。)は、平成30年度末で645.3万人となっており、平成21年度末
(469.6万人)から175.6万人増加している。また、要介護者等は、第1号被
保険者の18.3%を占めている。また、65〜75歳と75歳以上の被保険者に
ついて、それぞれ要支援、要介護の認定を受けた人の割合を見ると、
65〜74歳で要支援の認定を受けた人は8.8%、要介護の認定を受けた人は
23.0%となっており、75歳以上になると要介護の認定話受ける人の割合が
大きく上昇する。
※ 要介護等認定の状況「単位:千人、( )内は%」
・65〜74歳 要支援 235(1.4) 要介護 495(2.9)
・75歳以上 要支援 1,586((8.8) 要介護 4,137(23.0)
(内閣府・令和3年版高齢社会白書より)
● 65歳以上の要介護者等の性別にみた介護が必要となった主な原因
要介護者等について、介護が必要になった主な原因について見ると、
「認知症」が18.1%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」15.0%、
「高齢による衰弱」13.3%、「骨折・転倒」13.0%となっている。
また、男女別に見ると、男性は「脳血管疾患(脳卒中)」が24.5%、
女性は「認知症」が19.9%と特に多くなっている。
● 男性
脳血管疾患(脳卒中) 24.5%
心疾患(心臓病) 6.3%
関節疾患 4.6%
認知症 14.4%
骨折・転倒 5.8%
高齢による衰弱 11.3%
その他・不明・不詳 33.2%
● 女性
脳血管疾患(脳卒中) 10.3%
心疾患(心臓病) 3.9%
関節疾患 14.2%
認知症 19.9%
骨折・転倒 16.5%
高齢による衰弱 14.3%
その他・不明・不詳 21.0%
● 総数
脳血管疾患(脳卒中) 15.0%
心疾患(心臓病) 4.7%
関節疾患 11.0%
認知症 18.1%
骨折・転倒 13.0%
高齢による衰弱 13.3%
その他・不明・不詳 25.0%
(内閣府・令和3年版高齢社会白書より)
以前「代表のブログ」でもお伝えしておりますが、私の故郷-秋田県横手市は、
「脳卒中」でワースト1位にランクされておりました(現在はわかりませんが)
私の祖母は、「脳卒中」で亡くなり、私も中学生時代から「血圧」が高かった
ように記憶しております。
現在、66歳になりますが、生活習慣病の治療の為に毎日、薬を5錠服用して
おります。
薬5錠の内訳は、血圧を下げる薬を1錠、血圧を下げる薬・心臓の血行を
よくする薬1錠、インスリンの分泌を促す薬・血糖を下げる薬を1錠、血液中の
脂質を改善する薬を1錠、コレステロールを下げる薬を1錠となります。
● 血管疾患には、誘因となる危険因子がいくつもわかっています。
なかでも高血圧、動脈硬化、喫煙は最大の危険因子です。
そのほかにも、運動不足や多量の飲酒、ストレス、睡眠不足などの
生活習慣が脳血管疾患の引き金となります。
● 糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病が
大きく影響している他、喫煙、肥満なども発症を促進する要因と
なっている。
● 脳血管疾患予防のための食事
1. 適正のエネルギーを摂取する
2. 3食食べる
3. 腹八分目にする
4. バランスの良い食事をする
5. 食塩を摂り過ぎない
6. アルコールを控える
7. 野菜や果物を摂取する
8. こまめな水分補給を行う
本当に〝耳が痛い〟話となります。
酒は毎日晩酌をしており、タバコも1週間で1箱ぐらいは吸い、運動は
ほとんど皆無に近く、肥満ではないが、筋肉質でもない中肉中背、スト
レスは溜めないようにしている、睡眠は、1日6時間30分ぐらいで、快眠か
不眠かはわからない—–という状態です。
いつも思っているのです「努力しよう」と。しかし、つい〝誘惑〟に負けて
しまう自分自身がおります。
どうすればいいかも、わかりません。
2021.10.6
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美