お問い合せ

「小さいことにくよくよするな! 」②

1. 小さいことにくよくよするな!

 

私たちは少し頭を冷やせばなんなく解決することに、つい大騒ぎしがちだ。

ちょっとした問題や細かい心配ごとにいちいち過剰反応してしまう。

 

(中略)

 

「小さいことにくよくよする」ことに生命力を使いはたし、人生の楽しみに気づかない

人がどんなに多いことか。

そのコツさえ身につければ、人にもっとやさしくすると同時に、寛容になれる

エネルギーが増大することに気づくだろう。

 

2. 完璧な人なんて、つまらない

 

完璧主義を通しつつ平和な人生を送っている人に、まだお目にかかったことがない。

完璧を求める思いと心の平和を求める思いは、水と油だからだ。

いまよりもっといいものを求めてばかりいると、人生はまちがいなく負け戦に終わる。

人は現状に満足して感謝するかわりに、なにかと欠点をほじくり出して無理やり直そう

とする。欠点ばかり気にしていると、不満だけがふくらんでいく。

 

(中略)

 

悪いところばかりを見ていると、人にやさしく接するという大きな目標を見失ってしまう。

かといってベストを尽くさなくていいということではない。人生の悪いところばかりに

とらわれすぎないように、ということ。もちろん、自分を向上させる方法は常にある。

だからといっていま現在を楽しんだり、感謝したりできないのはおかしいではないか。

解決策はこうだ。

こんなはずじゃない、もっとよくなるはずだと思い込むいつものパターンに落ち込ん

だら、いまのままの自分でいいんだと心の中で言いきかせること。

批判するのをやめれば、すべてはうまくいく。

人生のあらゆる場面で完璧主義を捨てるようになれば、人生はそれ自体で完璧なことに

気づくようになる。

 

3. 成功はあせらない人にやってくる

 

「人生は非常事態だ」と言わんばかりにあわてふためいたり、悩んだり、競争したり

するのはなぜだろう。穏やかでやさしい人になると、大きな目標に向かって努力しなく

なるんじゃないか、無気力で惰性になるんじゃないか、という不安のせいだ。

その逆も真なり、と気づいたら、もっと安らかに生きられるだろう。

不安なことばかり考えると莫大なエネルギーが消費され、創造性や生きる意欲が薄れて

しまう。あわてたり不安だらけのときは潜在能力も発揮さけないし、生きる楽しみも

消えてしまう。

いまのあなたが手にしている成功は不安から生まれたものではなく、不安にもかかわら

ずつかんだものなのだ。

 

(中略)

 

私は、彼らから大切なことを教わった。それは、自分がほしいもの—-心の平和— を

持っていれば、自分の欲望や不安にとらわれずにすむようになる、ということ。

それがあれば集中力が高まって自分の目標に到達しやすくなり、人にお返しをする余裕

も生まれる。


 

この続きは、次回に。

 

2025年5月3日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

トップへ戻る