お問い合せ

私の起業目的-8

私は今から9年前-49歳の時に自己破産し、免責を受けました。

その当時の仕事は、国内でベトナムレストランを2店舗経営、FC1店舗、

ベトナム政府との共同でベトナム・ニャチャンにホテルを経営していた会社の

経理・財務の責任者兼経営企画室長の仕事でした。

入社して間もなく、渋谷パルコパート1よりベトナムレストランを出店して欲しい

との依頼があり、保証金・賃料等の交渉の結果出店することに致しました。

投資資本3,000万円のうち、2,000万円は金融機関からの借入でした。

また、静岡県富士宮市の空き地-パチンコ店撤退の空き地に「いけす」で魚を釣り、

その場で調理することをメインとした飲食店をほぼ同時期にオープン致しました。

こちらも初期投資額は2,000万円です。

資金調達は、パルコ出店の設備をリース契約に変更し捻出致しました。

ビジネスプラン、資金調達、メニュープラン等々は全て私の業務の為、毎日が忙しく

充実しておりました。ひとつ不安な点は、経営者に飲食店経営のノウハウが全くなく、

借入金の返済は大丈夫なのかという事です。

私の提案は、私に店舗責任者を兼務させて欲しい、条件は、給与を2倍にすること。

結果的には、「NO」ということで私は会社を退職致しました。

退職後、渋谷パルコパート1のベトナムレストランで友人達と会食を致しましたが、

開店後1年も持たずお店は別の店舗となっておりました。

静岡県富士宮市の店舗もインターネットで検索できたのですが、現在は検索も

できません。約4,000万円の借入金はどうなったのかなと。

私は思います。

① 自分にノウハウがない事はしない。

② したいのであれば、できる人を雇用しなさい。

③ できる人にはそれなりの報酬を支払いなさい。

④ そして、自分でノウハウを吸収し、勉強しなさい。

⑤ それから経営者として事業を成立させなさい。

以上が私が自己破産から学んだ経営哲学です。

 

この続きは、次回に。

 

 

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