お問い合せ

書籍「仕事が10倍ラクになる ずるいAI活用術」①

以前より、新聞を読んでいると、AIやChatGPT等の記事を良く目に致します。

一度、勉強してみようと思い、書籍「仕事が10倍ラクになる ずるいAI活用術」を

購入致しました。

全てをご紹介するのは、難しいのですが「目次」に沿って、私の独断でピック

アップしてご紹介したいと思います。

 

是非、ご興味のある方は、購読をお勧め致します。

 

「AIはいつからある」のAI回答

 

AI(人工知能)の概念は1940年代から存在し、1956年のダートマス会議で「AI」と

いう名称が誕生しました。これまでに3度のAIブームと「冬の時代」と呼ばれる

停滞期を経験しながら進化を遂げています。

 

AIの誕生と初期の発展

 

1940年代:概念の萌芽

AIの基礎となるアイデアは1940年代に生まれました。アラン・チューリングが1950年

に「機械は考えることができるか?」という問いを投げかけ、AIの概念を提唱しました。

 

1956年:AIの命名

1956年にアメリカのダートマス大学で開催された会議で「人工知能(Artificial

Intelligence)」という言葉がジョン・マッカーシーによって名付けられ、学術分野と

して確立しました。

 

AIブームと冬の時代

 

AIの歴史は、技術の進歩と期待、そして限界に直面することによる停滞期(冬の

時代)の繰り返しです。

期間

ブーム/時代

主な特徴

1950年代後半~1970年代

第1次AIブーム

推論・探索、自然言語処理プログラム

「イライザ」の誕生

1970年代~1980年代

冬の時代

現実問題への対応の難しさから停滞

1980年代

第2次AIブーム

知識を蓄積したエキスパートシステムの

実現

1987年~1993年

冬の時代

知識獲得の難しさから再び停滞

2000年代~現在

第3次AIブーム

機械学習、ビッグデータ、ディープラー

ニングの登場と実用化

 

現在のAI

 

現在の第3次AIブームは、インターネットの普及による大量のデータ(ビッグデータ)と、

コンピュータの性能向上、そしてディープラーニング(深層学習)の発展によって加速

しています。これにより、画像認識、音声認識、自然言語処理などの技術が大きく進歩し、

私たちの生活の様々な場面でAIが活用されています。

 


 

仕事が10倍ラクになるずるいAI活用術 水野 操

 

青春新書 INTELLIGENCE

 

はじめに AI時代は「ラクして成果を出せる人」が生き残れる

 

これからはむしろ、AIが直接的に人間の仕事を奪い去るというよりは、AIの波に乗れ

なくなって職場で取り残され、結果として仕事がなくなる可能性を心配すべき状況に

あると考えられる。

 

一日でも早く始めることが自分を助ける。

 

オフィスワーカーは知らず知らずのうちに、すでにAIと共に働いているのだ。

 

本書では、AIを使いこなすための考え方や発想法、良い答えを引き出すための質問の

仕方を紹介する。あわせて、実用的な文例を多く掲載し、誰でも仕事にAIを取り入れ

やすくなるよう工夫した。

 

私がこの本を通して伝えたいのは、「AIは難しいものではない」ということ。

そして「少しでも早く使い始めることが、未来の自分を助ける」ということだ。

 

1章 静かに進んでいる「AI仕事革命」

 

昨日までの仕事のやり方はもう通用しない

 

2025年現在、AIは完全に人間の知的作業を代替できるわけではない。しかし、

ChatGPT、Gemini、Claudeのような生成AIはもはや単なる文章の自動生成装置では

なく、情報収集、分析、アイデア出し、企画、壁打ち、文章やレポートの作成、

プログラミング、デザインなど、実に多様な能力を持っている。

 

ChatGPTと会話をしながらこちらの要望を伝えることで徐々に形が整っていく。

 

AIの存在は人間の役割を再定義しつつある。

 

「人間がすべき業務」を見きわめる

 

ビジネスの目的はレポートをまとめることではなく、その先にある収益化をいかに

達成するかである。

 

変化に対応する柔軟性が必要

 

調査業務はすでに、人間に求められる業務(付加価値)ではなくなってきた。

 

本書は、この静かに、そして今までビジネスや社会に変化を促したテクノロジー以上に

急速に進む「AIによる仕事革命」の中で、「取り残される人」ではなくて、「AIを使い

こなす人」になるための道標になることを目指している。AIとは一体何なのかを理解し、

その具体的な活用方法を学び、賢く付き合って変化の荒波を生き抜き、自らのキャリア

を築き、より豊かな人生にしていくためのスキルを探っていきたいと考える。

 

・AI活用の格差が生む「見えない壁」

 

これから起こるAIを使う人と使わない人の格差について、もう少し掘り下げてみたい。

前述の調査レポートは、生産性格差のごくマイナーな例だ。

AIを使いこなす人とそうでない人の間には、それ以上に、目には見えにくい「壁」が

築かれることになる。

この壁によってつくられるのは、作業効率のようなわかりやすい格差ではなく、アウト

プットの質と量に差をもたらす重大なものだ。AIを使いこなすことでコンスタントに

一定の品質を持つアウトプットを量も含めて出せるので、当然ながら周囲からの評価

アップにつながり、それはキャリアアップの機会にもつながる。

 

他者からの評価とは別に、たとえばビジネスチャンスを探っていくという観点で考えて

みよう。たとえば起業をする、あるいは積極的に新規事業を拡げていく場合、自分の

視点だけで物事を考えるのではなく、AIを使えば対話形式でアイデア出しや議論を

行って考えを整理したり、新しい発想を導き出したりする〝壁打ち〟的な使い方

できる。これによってより客観的な視点を取り入れられ、成功の確率を高めることも

可能だ。

 

□ 壁打ち

 

壁打ち」のAI回答

 

「壁打ち」とは、テニスなどで一人で壁に向かってボールを打ち続ける練習方法を指す

言葉です。近年では、ビジネスシーンでのアイデアの相談や、SNSでの独り言投稿、

生成AIとの対話など、様々な文脈で使われています。

 

壁打ちの主な意味

 

「壁打ち」には、文脈によって複数の意味があります。

 

・ テニスなどの球技:

      一人で壁に向かってボールを打ち、跳ね返ってきたボールを再び打つ練習です。

 

・ ビジネス:

      アイデアや意見を他者に聞いてもらい、フィードバックを得ることで、思考を整理

      したり、改善点を見つけたりするプロセスです。

 

・ SNS:

     交流を目的とせず、自分の考えや感情を独り言のように投稿し続けることです。

 

・ 生成AI:

      ChatGPTなどのAIと対話形式で質疑応答を繰り返し、アイデアを発展させたり、

      論点を整理したりすることです。

 

ビジネスにおける壁打ち

 

ビジネスにおける壁打ちは、アイデアや企画の初期段階でよく行われます。

 

・ 目的: アイデアの方向性を確認したり、問題点を洗い出したりします。

 

・ メリット:

     ① 思考の整理と深化。

 ②  新しい視点や発想の獲得。

 ③  効率的なフィードバック。

 ④  進め方: 気軽に話を聞いてもらい、相手からの反応や意見を受け取ります。

 

生成AIとの壁打ち

 

生成AIは、忙しい上司に聞きにくいような質問でも気軽にできるため、壁打ち相手と

して有効です。

 

・ 活用方法:

     テーマや課題を入力し、AIからの返答や質問を受け取る。

     受け取った内容についてさらに質問を投げかけ、対話形式でアイデアを発展させる。

     プロジェクトの概要などを入力し、AIからフィードバックをもらう。

 

・ 注意点:

     AIの出力に対して批判的思考を持つことが重要です。

 

SNSでの壁打ち

 

SNSでの壁打ちは、「壁打ち用アカウント」として運用されることがあります。

 

・目的:

  誰かの反応を気にせず、思ったことをひたすら書き込むことで、感情の

  吐き出し先や日記のような役割を果たします。

 

・ 特徴:

     交流を目的としないため、自由に投稿できます。


 

この続きは、次回に。

 

2026年3月12日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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