これだけ知っておきたい DRUCKER ドラッカー-Page1
この書籍は、すごくわかりやすいと思います。
著者の人柄が表れていると思います。
「これだけ知っておきたい DRUCKER ドラッカー
牛越 博文 2010年9月30日 第1刷
私の私見:「今から3年前の書籍ですが、イラスト入りのエピソードもあり
大変分かりやすいと思いました。
是非、中学生の皆さんにもお勧めです!」
< ドラッカー邦訳 推奨文献 >
□ 「経営者に贈る5つの質問」 上田惇生訳
□ 「マネジメント:課題、責任、実践」 上田惇生訳
□ 「イノベーションと企業家精神」 上田惇生訳
□ 「チェンジ・リーダーの条件:みずから変化をつくりだせ!」 上田惇生訳
□ 「イノベーターの条件:社会の絆をいかに創造するか」 上田惇生編訳
□ 「プロフェッショナルの条件:いかに成果をあげ、成長するか」 上田惇生編訳
□ 「マネジメント:務め、責任、実践」 有賀裕子訳
□ 「ドラッカー20世紀を生きて:私の履歴書」 牧野洋訳・解説
< ドラッカーの考え方を理解する推奨文献>
□ 「イノベーターの条件:社会の絆をいかに創造するか」 上田惇生編訳
□ 「チェンジ・リーダーの条件:みずから変化をつくりだせ! 上田惇生訳
□ 「プロフェッショナルの条件:いかに成果をあげ、成長するか」 上田惇生編訳
□ 「マネジメント」(全3巻)
抜 粋
□ ドラッカーは、
「これからは、組織の時代だ」と宣言した人です。
「組織の中での個人の幸福」を追求しました。
□ ネクタイをぶら下げて、満員電車で往復し疲れた「企業戦士」たちの像と
重なり、「あんな風になりたくない」と感じた多くの若者が、フリーター
の虚像に憧れた時代もありました。そして今は、就職したくてもできない
若者が社会に溢れています。
□「企業の目的は、顧客の創造にある。」
「何がダイナミックで、自由なイメージが湧いてこないでしょうか」
□ 電車の中でよく見かける元気のないサラリーマンやまだ働く意味を知らない
中学生にもドラッカーを是非、読んで欲しいと思います。
企業の中で追いつめられて、自殺に走る人が若い世代に増えています。
↓
彼らもドラッカーを読めば、自分が組織の中で必要以上の責任を感じなく
ても良いのだ、とわかるはずです。
① イノベーション ② マネジメント
③ 経営者への5つの質問 ④ ドラッカーのものの見方
□ イノベーションとは何か
- 本当の経営者は、イノベーションを起こす。
- イノベーションを起こすには、組織をマネジメントする必要がある。
□ 起業家は自己実現のためにイノベーションを起こす。
□ イノベーションを起こせない「なんちゃって経営者」一覧
・前任者に取り入って後を継いだ経営者—昔の定番。
敢えて新しいことに挑戦しようと思わない。
・経費節約が経営だと思っている経営者–—最近の定番。
お客さんの満足度を上げることより、
自分の会社の利益を上げることしか考えていない。
——-マネジメントによって生産性を上げることが最大の責務である。
——–イノベーションすればコストは下がります。
その能力がないので、経費節約とわめきちらし社員を犠牲にする。
・不景気を言い訳にする経営者—–景気が悪い時に、リーダーシップを
発揮しマネジメントによって自己実現する場を作り、お客さんを創造
するのが経営者の仕事です。
——-不景気を理由に経費節約、給与削減をするくらいなら、
経営者を辞めるべきだ。
・無理なマーケティングで顧客を騙す詐欺的経営—-良いものは、ほっと
いても売れるのです。まがりものなので、無茶な宣伝をしないと売れ
ないのです。
この続きは、次回に。