企業とは何か-②
事業体としての企業
事業体としての企業に関しては、三つ大きな問題がある。
第一の側面は、
第一が、経営政策に関わる問題である。
第二が、リーダーシップに関する問題である。
第三に、それら経営政策をリーダーの評価の尺度に関わる問題である。
景気に左右されず、手心を加えることのできない客観的な尺度が
必要である。
組織の政治学的分析の第二の側面は、三つの側面に調和をもたらす
企業が代表的組織である産業社会においては、企業たるものは、
・第一に事業体としての機能を果たしつつ、
第二に社会の信条と約束の実現に貢献し、
第三に社会の安定と存続に寄与しなければならない。
・起業を基盤とする産業社会は、企業が自らの意識と意志にかかわらず、
社会の目的と安定の実現に貢献することによってのみ昨日する。
目的の実現に貢献せざるをえなくなっている。
調和による解決の重要性
Who Gets What ,When,How (誰が何を、いつ、いかに手に入れるか)
・自由な社会の実現のために、調和の概念、単一的でも多元的でもない
社会観、すなわち、全体と部分が補完し合うものとしての社会観に立ち
返ることが必要とされている。
この続きは、次回に。