完訳 7つの習慣-人格の回復-1
私見
今回は、スティーブ・R・コヴィー著「完訳 7つの習慣-人格の回復」となります。
読んで見て、心に残った箇所を抜粋し、お伝えしたいと思います。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』発刊にあたって、
コヴィー博士が『7つの習慣』の中でもっとも言いたかったことは、「個性主義」ではなく、「人格主義」のパラダイムを持つことです。
スキルやテクニックも重要なことではありますが、言行一致という誠実さを持ち、人として成熟し、欠乏ではなく豊かなマインドを兼ね備えた人格を上に立つスキル、テクニックでなければ効果的な人生にとって、意味はありませんし、長期的に望む結果を得続けることはできません。
この新しい「7つの習慣」によって、多くの人が本当の意味での持つべき「人格」に気づき、生きる勇気をもらい、新たな気づきを得ることで螺旋状の階段をまた一歩登って成長し、仕事でもプライベートでも他者の才能を見出し、より大きな成果を生み出すことが可能になると私は確信しています。
「間違うこともあるだろう。気まずい思いをすることもあるだろう。だが、毎日の私的成功を積み重ね、インサイド・アウトの生き方を一歩ずつ進んでいけば、結果は必ずついてくる。
種を蒔き、辛抱強く雑草を抜き、大切に育てれば、本当の成長の喜びを実感できるようにする。
そしていつか必ず、矛盾のない効果的な生き方という最高の果実を味わえるのだ。」
コヴィー博士よ、永遠に。
2013年8月吉日 フランクリンコヴィー・ジャパン株式会社
代表取締役社長 ブライアン・マーティーニ
言葉の勉強
パラダイム 【ぱらだいむ】グロービスのMBA経営辞書の解説
その時代や業界の考え方を拘束する枠組み、価値観。
既存の市場には通常、何らかのパラダイムが存在する。
既存市場では、既存のパラダイムを前提として、競争優位を築いている企業が存在する。
その競争優位が維持されている期間が長ければ長いほど、その間に何らかの環境の変化が起きているはずである。
その環境の変化(情報化、消費者意識の変化、環境破壊、規制緩和、高齢化、労働力の流動化など)を梃子にパラダイムを新しく組み替え、新しい競争ルールを持ち込み、新しいビジネスシステムを作り上げることで次の世代の勝者となりうる。
例えば、メディア業界は、永らく「情報は提供側がコントロールするもの」というパラダイムでビジネスを行っていたが、昨今のIT技術の進化により、この前提は大きく覆りつつある。
この間隙を縫って、たとえば「検索」という行為に付加価値をつけたグーグルが台頭してきた。
パラダイムは、もともとは科学史家のトーマス・クーンが提唱した科学史の専門用語である。
クーン自身は、上記のような広い定義でこの用語が用いられることに否定的見解を示したが、本人の意に反して、いまでも一般には上記の意味で用いられている。
パラダイムシフト出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。
パラダイムチェンジとも言う。
科学史家トーマス・クーンが科学革命で提唱したパラダイム概念の説明で用いられたものが拡大解釈されて一般化したものである。
パラダイムシフトは、狭義では科学革命と同義である。
スキル 【スキル】ビジネス用語集の解説
スキルとは、物事を行うための能力や技能、資格の事をいいます。
お仕事を行う上に於いて、様々な状況により柔軟に対応する能力が必要になります。
その対応する能力こそがスキルなのです。
「スキルを身に付けるためには?」
スキルを付けていくために必要な事とは何なのでしょうか。
何か問題が発生した場合に速やかに判断し、行動するためには、積み重ねてきた経験が必要です。
その経験がスキルとなって身についていくのです。
業種によって、各資格を求められる場合もあります。
取得している資格もまた、スキルであり、資格を通じての知識は大変重要なスキルとなります。
日々の積み重ねを行う努力がお仕事を行う上で、全てのスキルに繋がっていくことでしょう
テクニック【technic】
技術。技巧。技法。
技術(ぎじゅつ) 技能(ぎのう) 技巧(ぎこう) 技量(ぎりょう)
この続きは、次回に。