完訳 7つの習慣-人格の回復-26
さまざまな中心
配偶者中心
家族中心
お金中心
仕事中心
所有物中心
娯楽中心
友人・敵中心
教会中心
自己中心
※ 省略致します。
あなたの中心を明らかにする
原則中心
※ 省略致します。
個人のミッション・ステートメントを記し活用する
自分の内面を深く見つめ、自分が持っている基本のパラダイムを理解し、それを正しい原則に調和させると、力を与えてくれる効果的な中心ができ、そして世界を見る曇り一つないレンズを持つことができる。
私たち一人ひとりが唯一無二の個人として世界といかに関わるかによって、世界を見るレンズの焦点をぴったりと合わせることができる。
ヴィクトール・フランクルは、「私たちは人生における使命をつくるのではなく見出すのである」と言っている。
フランクルの言葉を続けよう。
「すべての人が、人生における独自の類い稀な力と使命を持っている—。その点において、人は誰でもかけがえのない存在であるし、その人生を繰り返すことはできない。
したがって、すべての人の使命、そしてその使命を果たす機会は、一人ひとりの独自のものなのである。
私たち人間が生きる意味は、自分自身の内面から生まれる。
ここでもう一度ヴィクトール・フランクルの言葉を借りよう。
「空極的に、我々が人生の意味を問うのではなくて、我々自身が人生に問われているのだと理解すべきである。
一言で言えば、すべての人は人生にとわれている。
自分の人生に答えることで答えを見出し、人生の責任を引き受けることで責任を果たすことしかできない」
個人の責任あるいは主体性は、第一の創造の基礎となる。
コンピューターのたとえを再び持ち出すが、第1の習慣は「あなたがプログラマーであり、自分には責任があるのだということを受け入れない限り、プログラムを書く努力はできないだろう」と言っているのであり、第2の習慣は「あなたがプログラムを書きなさい」と言っているのだ。
私たちは、主体性を持つことによって初めて、どんな人間になりたいのか、人生で何をしたいのかを表現できるようになる。
個人のミッション・ステートメント、自分自身の憲法を書くことができるのだ。
この続きは、次回に。