まんがで見につく 孫子の兵法 ⑥
よくわかる『孫子』の言語解説
『孫子』は、今からおよそ2500年前、中国春秋時代に、呉の国王闔盧に仕えた兵法家・
孫武が著したとされる、最古にして最強の兵法書です。
全13篇、約6000字の比較的短い古典ですが、ここまで、まんがの本編に出てきた箇所を
解説していきます。
「物事は一方向からだけで見ない」
智者の慮は、必ず利害を雑う。利を雑うれば、而ち務は信なる可し。
害に雑うれば、而ち患いは解く可し。(九変篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「ちょっとした変化を見逃さず、その先を読む」
鳥の起つ者は、伏なり。
獣のおどろく者は、覆なり。
塵高くして鋭き者は、車の来るなり。(行軍篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「ビジネスには撤退する勇気も必要」
用兵の法は、十なれば即ち之を囲む。
五なれば即ち之を攻む。倍すれば即ち之を分かつ。敵すれば即ち能く之と戦う。
少なければ即ち能く之を逃る。
若かざれば即ち之を避く。
故に小敵の賢なるは大敵の擒なり。(謀攻篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「戦う前に相手を封じ込める方法を考える」
上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の次は兵を伐つ。
其の下は城を攻む。(謀攻篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「相手との力関係を冷静に見極める」
彼を知り己を知らば、百戦殆うからず。
彼を知らずして己を知らば、一勝一負す。
彼を知らば己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「敵が大きくても、分散させれば勝てる」
我は専まりて一と為り、敵は分かれて十と為らば、十を以て其の一を攻むるなり。(虚実篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「水のように柔軟に戦い方を変える」
兵の形は水に象る。水の行は高きを避けて下きに走る。
兵の勝は実を避けて虚を撃つ。(虚実篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
「敵のいないところを狙う」
千里を行きて労せざる者は、無人の地を行けばなり。
攻めて必ず取る者は、其の守らざるところを攻むればなり。(虚実篇)
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「内なる敵に備える」
古の善く兵を用うる者は、能く敵人をして前後相い及ばず、衆寡相い恃まず、貴賎相い救わず、
上下相い扶けざらしむ。(九地篇)
※ 解説は省略致します。是非、購読してください。
この続きは、次回に。