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読めば納得! 認知症予防 脳を守るライフスタイルの秘訣③

Step Up!

 

前頭前野が壊れるので、「聞き分けのない、わがままな子どものような」行動をとり、

「我が道を行く」行動といわれ、介護が最も大変なタイプになります。

前頭前野は〝理性の座〟ともいわれ、人間が人間らしい行動をとるのは必要な場所、

いわば脳の司令塔です。

この場所が壊れると自己の管理や社会性が失われ、社会生活ができなくなります。

「辛抱」「我慢」「抑制」「理性」といった能力が失われます。

 

2.脳血管性認知症

 

脳血管性認知症は、脳血管障害によって生じる認知症ですが、主に、大脳の白質という

線維連絡網(ネットワーク)があるところが、血流不足によってダメージを受けて生じます。

加齢に伴う動脈硬化が、その根本的な原因です。

動脈硬化を防ぐことが、脳血管性認知症の予防になります。

 

2-1 動脈硬化

 

2-2 高血圧

 

2-3 脳血管を大切に

 

脳は、約1,300gと体重の2〜3%くらいの重さしかないのに、身体全体で使われる酸素の20%を使っています。

つまり、他の臓器に比べると8倍くらい代謝が活発です。

しかも、神経細胞はブドウ糖の供給を受けないと生きていけません。

このような特殊な細胞を一生使い続けなければならないところに、認知症の背景があります。

脳血管を守ること、すなわち脳血流を保つことの重要性をご理解いただけたでしょうか。

 

2-4 脳血管性認知症で壊れる脳部位と症状

 

脳血管性認知症は、動脈硬化を引き起こす高血圧症、糖尿病、脂質異常症などを高頻度に伴います。

逆に言えば、こうした疾患をきちんと治療することが、脳血管性認知症の予防になります。

 

2-5 なぜ大脳の深部白質は弱いのか

 

3.高齢者では重複病変が当たり前

 

3-1 脳血管障害+アルツハイマー病の病変=掃除用効果で認知症

 

4.脳にはよくなる力(可塑性)がある

 

Use it or lose it ! 

(能力は)使わなければ消えちゃうよ!

 

5.包括的な取り組みが望まれる

 

アルツハイマー病の原因である脳βタンパク異常蓄積を予防するには、食事、運動、

前向きな生活などを組み合わせた対応が必要です。

 

 

この続きは、次回に。

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