1万円起業-1
「認知症にならないための 決定的予防法」を投稿中ですが、気分転換に「1万円起業」をお読みください。
こちらが終わりましたら、再度「認知症にならないための 決定的予防法」を投稿致します。
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
1万円起業
クリス・ギレボー:著 本田直之:監訳
CHRIS GUILLEBEAU NAOYUKI HONDA
片手間ではじめてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法
飛鳥新社
私見: 私は、この本のタイトルに惚れて、購入致しました。
各章に「KEY POINTS」が明記されておりますので、ご紹介致します。
詳細は、是非購入の上、お読みください。
監訳者のことば
最初に断言しておきます。
この本に書いてある方法を知っておかなければ、あなたはとてつもない損をします。
金銭的な意味でもそうですが、もっと大きな視点で見て、「生き方の選択」レベルでの話です。
実際、「その方法」を実行している人たちが、あちこちで大きな成功を収め初めています。
その方法とは、まったく新しいお金の稼ぎ方です。
勤めていた会社を一念発起して辞めて、一生懸命に貯めてきた資金をつぎ込んで、ワンチャンスに
賭ける—起業という言葉からは、そんな「人生の一大事」がイメージされるのではないでしょうか。
でも、そんなやり方は、もはやナンセンスです。
なぜなら、リスクも資金もなしに、誰でもビジネスをスタートできる時代が始まっているからです。
本書の方法は、「起業」とか「独立」という言葉から想像されるあらゆる問題点と無縁と
いっても過言ではないでしょう。
貯金はいりません。
会社を辞める必要もありません。
主婦の方でもできます。いや、むしろ向いているかもしれません。
年齢も問いません。定年が近いシニアの方には、セカンドライフの大チャンスでしょう。
本書の原題はTHE $100 STARTUPです。
邦題がズバリ示す通り、ごくごく少額の資金からビジネスを始めて、思い通りの生活を
手に入れた人たちの実例集です。
そんな、まとまった資金のいらないお金の稼ぎ方を、1500人もの対象者に数年がかりで徹底リサーチし、
そのエッセンスを丁寧にマニュアル化したのが本書です。
対象者の主な条件は、以下のようになっています。
・ 初期資金は100ドル(1万円)〜1000ドル(10万円)
・ 年間の収益5万ドル(500万円)以上
・ 資格や特別な技能は必要としない
・ ごく少人数(自分1人、もしくは友人数人との場合がほとんど)
手軽さもさることながら、本書のいちばんの特徴は、登場する人たちの多くが、
起業家を目指していたわけではなかった、という点でしょう。
本書のユニークでバラエティに富んだ例を見れば、ビジネスの種はいくらでも転がっていること、
そして、あなた自身もそれを1つや2つすでに持っていることに気付くはずです。
もちろん、ビジネスを成功させるには、偶然ではなく必然の「条件」があります。
アイデアの見つけ方、それをどう商品化(もしくはサービス化)するか。
人の心をつかむ売り込みのコツ。うまくいきはじめたとき、次に何をすればいいか。
これら各段階におけるポイントを著者が見事に抽出し、まったく予備知識のない人で即、
実行に移せる形で紹介しています。
数々のビジネス立ち上げを経験し、コンサルティングしている私から見ても、「こんなやり方が
あったのか!」とうなる発見だらけ。
すでに独立していることや、「これまで起業の本を読んだけど役に立たなかった—-」と
いう人にも、新しく得るものがあるはずです。
著者は「もはや企業にいるほうがリスキーで、独立したほうが安全」と主張しているのですが、
ここ日本においても同じ状況が出現しつつあるのです。
これを「不安だ」と感じる人が多いと思いますが、それはあくまで従来の価値観でのこと。
個人に目を移せば、これまでにないくらい大きな力を持つことができる、幸福な時代が
訪れようとしているのです。
それを改めて実感したのも、本書を読んでのことでした。
数年前であれば、大企業ですら、海外にその存在すら知らしめようとすれば莫大な広告費が
かかったうえ、必ずしも成功したわけではなかった。
それが今や、世界中の人に応援してもらえるようなビジネスを、あなた1人でつくり出すこと
さえできるのです。
そのために必要なのは、たった1万円の資金と、ちょっとしたアイデア1つだけ。
副業も起業も簡単にできるし、いくつも同時進行して、うまくいったものだけ続ければいい。
何も恐れることはないのです。
本書との出会いが、1人でも多くの人の人生を豊かなものにするように、心より願っています。
本田 直之
この続きは、次回に。