人生が変わる お金の大事な話-「稼ぐ×貯まる×増える」⑨
・ 資産を作るためのタネ銭の作り方
資産を作るのは、まるで雪ダルマを作るのに似ている。
雪ダルマは最初、手のひらに載るような小さな雪の玉だ。
まず芯を作る。これを大地に下ろし、積もった雪の上で転がし、だんだん大きくしていく。
大きくなるにつれ加速度的にますます大きくなっていく。
やがて人一人では動かせないほど大きくなる。
資産を作るためのタネ銭作りもそれと同じだと思う。
「貯金なくして投資なく、利殖なし」
まさにそのとおりだと思う。
これも習慣、つまり貯金するという生活習慣を身につければ何のことはない。元手は作れる。
元手を作り、少しの投資から始める。
経験を重ねていくうちに、頭の中の知識とあいまっていろいろなものが見えてくる。
見えてくるものが多くなればなるほど、投資能力が高まって、現実的なリスクを低く
抑えられるようになる。
・ 資産は借金をして買っていいもの
「資産と負債の違いは何だと思う?」
「お金を生むものが資産で、生まないものが負債だよ。
お金持ちの人はそのことがわかっている。
だから、お金をかけるとしたらお金を生むものに限定しているんだ」
お金を生まない「負債」については現金で買う。
お金を生む「資産」については借金をしてでも買う。
お金をうまない贅沢品をローンを組んでまで買うのは、ファイナンシャルリテラシーが
ないからだということになる。
・ 投資はキャッシュフローを理解してから
「キャッシュフロー」について、
キャッシュフロー=現金、フロー=流れ。
簡単いうと、「現金の収支」「お金の出入り」のことだ。
営業活動から稼ぎ出す「営業キャッシュフロー」や、固定資産や有価証券の取得・売却など
将来の利益を生み出すための「投資キャッシュフロー」、それに「財務キャッシュフロー」といった、
いろんなお金のやりくりが必要だからだ。
最低限、その仕組みをわかっていないとリスクは高く、金額が大きければ大きいほど、
すぐに破綻してしまう。
実は、このキャッシュフローは不動産投資を実践するうえでとても重要でこれを理解できて
いないと投資しないほうがいいし、投資をしても資産は作れないと思う。
学ぶこと、つまり自己投資は決して高くつかない。
むしろ無知ほど高くつくものはない。
「自己投資は一番効率のいい投資先だよ。何をするよりまず自分に投資すること。勉強すること、
学ぶことに投資したほうがリターンはまちがいなく一番高いものになる」
この続きは、次回に。