ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本③
⚫️ 「現在と未来の計画」が必要
マネジメントは「未来の創造」だ。未来は現在の延長だ。
健全でない組織が「壮大な未来」を手に入れることはあり得ない。
未来の成功のために、現在に聞きを招くのは無責任でもある。
未来は「断絶の向こう」にある。しかし、現在からしか行けない。
だから現在と未来をつなぐ「計画」が必要だ。
⚫️ 捨てるべきものを捨てなくてはいけない
マネジメントの役割は成果の小さい分野を大きくすることだ。
そのためにも何を捨てるかが重要だ。
4 その組織(企業)はなぜ必要なんだ?
—「存在理由」を考えよう
⚫️ 「社会にとってなぜ必要か」
組織のマネジメントは社会、コミュニティ、個人のニーズに対応する。
それぞれに「社会目的」がある。これが組織の使命である。
「社会目的」は企業の「レーゾンデートル(存在理由)」である。
⚫️ 企業は営利組織ではない
「存在理由のない組織」は存在しようがない。これは企業も同じ。
「企業にも使命感」が必要だ。
「使命を達成する」にはどうすればいいか?
使命を達成することが「成果をあげること」ならば、マネジメントが必要だ。
ところが、経営者でありながら、その存在理由を理解していない人が多い。
ドラッカーは名言している。
「企業は『営利組織』ではない。営利組織というのは、まちがっているばかりでなく的ハズレだ」
⚫️「自分の企業の使命を知れ」
ドラッカーは「企業は営利組織だと考える経済学者や経営者がいること」にあきれている。
「自分の企業が何のために存在するか」。
個人や営利のためではない。もう一度、「存在理由」を考えてみることだ。
「なんのためにやっているんだろう」と。
「自分の企業の使命も知らぬ経営者がいることはバカげたことだ」(ドラッカー)
この続きは、次回に。