ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本㉒
43 異質を取り入れる
—–すべてを一気に捨てるな
⚫️ 「外部委員会が改革を進める」
不祥事を起こした大組織や経営が行き詰まった大企業は、外部委員会や有識者委員会を
つくることがある。イノベーションの推進委員会だ。
イノベーションを行わず組織が延命することはありえない。
衰退一途だったローマカトリックもイノベーションで再生した。
清貧なドミニコ会とフランチェスコ会は改革を進め、ローマカトリックは再興する。
イノベーション委員会が機能したのだ。
いかなる組織も変化を当然とし、自ら変化をしなければならない。
⚫️ 「異質なものを取り入れる」
「マネジメントは組織の内部にあるという誤解がある。
外部情報は除外されがちだ。
しかし組織の内部で対応できるものはコストだけだ」(ドラッカー)
組織は内部志向が強くなり内部の改革すらもできなくなる。
異質なものを取り入れなければ、革新できない。しかし、なかなかむずかしい。
そこで、挿し木の成果を生み出すために、マネジメント期間が必要になる。
改革委員会を作るのだ。
⚫️ 「すべてを捨てないほうがいい」
いまうまくいっている組織において「いきなり全部をつぶすこと」にドラッカーは賛成していない。
「廃棄」をすすめるドラッカーも「破壊的イノベーション」はよしとしない。
「そこにニーズがあったとしても、先行する組織が見向きもしないことは慎重であるほうがいい。
すべてを一気に捨てないほうがいい。
失敗はすべて失う。
戦略的模倣、ニッチ戦略、卓越性をアピールなどの小規模な行動を進めるのだ」(ドラッカー)
コラム◽️ドラッカーゆかりの人物5《バックミンスターフラー》
※ 省略致します。
この続きは、次回に。