ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本㉖
51 いっしょに働く者へのマネジメント
—同僚は、上司は、部下は?
⚫️ 「同僚に対するマネジメント」
天才芸術家、冒険家、特殊な技能を発揮する人などは一人で仕事をする。
しかし普通、仕事は誰かといっしょにする。
いっしょに働くものに対しても「マネジメント」が必要になる。
「自己」と同じように、他人を考えてみればいい。
「強みは何か?」
「仕事の仕方は?」
(オーディオ人間かビジュアル人間か、大集団の補佐役が得意か?)
「強み」や「仕事の仕方」や「価値観」がわかると、いっしょに働くものとのコミュニケーションの
あり方が見えてくる。
そうなると「彼は無能だ」と決めつけるような「人をバカにしたような態度」を
とることは少なくなる。
⚫️ 上司も部下も同じだ
「上司に成果をあげさせることも部下の責任だ」(ドラッカー)
ドラッカーは「上司には上司として、組織の内部で成果をあげてもらえばいい。
上司が成果をあげると組織の成果があがることにも通じる」と述べている。
部下もマネジメントの視点から考えれば同じだ。
人間はさまざまだが卯力の差などほとんどない。
⚫️ 人間関係のスパンが短い
「同僚、上司、部下に対して、自分はどういう貢献ができるか」。
自分ができることを人間関係の中で考える。
現代は終身雇用が少なくなった。
人間関係のスパンも短くなった。
「短い時間の上下関係でどう接していくか。
このことを真剣に考えた人間だけがリーダーとして成長する」
コラム◽️ドラッカーゆかりの人物6《マービン・バウワー》
※ 省略致します。
この続きは、次回に。