お問い合せ

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? ③

④  迷いが出るまでの5秒で決まる

※  ビジネスマンは一定の成果を出すことができれば十分。

多少の波があっても一日を終えて成果が出ていれば誰も文句は言われません。

ちなみに、人のやる気は5秒で終わると言われています。

 

※  少しでも成果を出したいならやる気スイッチが入った瞬間を見逃さないで、すぐにアクションを

起こせば成果が期待できるということです。

このたった5秒の習慣術で、大きな成果をだすことができます。

 

※  何か事業プランを思い付いたとしましょう。

そのときは真っ先に紙に書く。文字にすることでさらにアイデアが湧いてくるかもしれないからです。

付箋では小さすぎるかもしれないので、自分の机から手が届く位置にホワイトボードがあると

理想的です。なかったらA4の裏紙をいつでも手に取れる位置においておきましょう。

このとき「もったいない」と思うことは大損害なので、捨ててもいいものをつかうこと。

裏表だからと言ってアイデアの値段は下がりません。

やる気を逃がさない自己管理術は、日常生活でも多用できます。

 

※  5秒ルールは負のやる気を抑え込むときにも使えます。

仕事の最中にどうしてもさぼりたい衝動に駆られたら「とりあえず5秒待て」と言い聞かせてみる。

または、客からの理不尽な電話を終えて机の

上のものをぶちまけたい気分になったら5秒間だけ歯をくいしばってみる。

人は自分が思っているより脆いものです。

強い意志をもっていると思っていても簡単に惰性へと流れますし、逆に必要性に迫られているにも

かかわらず、意欲がわかないときもあります。

そんなときこそ5秒ルールを上手く使って、自分をコントロールしてみてください。

 

⚪️  人のやる気は5秒で終わる

 

⑤  サボるときは本気でサボる

※ 今、自分がやっていることに「どれだけ集中できるのか」がポイントです。

猛烈に集中して仕事をして、猛烈に集中してサボっているなら私は何も言いません。極端な話、

社員が4時間しか働かなくても、誰よりも集中して仕事に取り組み、私がうなるほど成果を上げてくるなら、

どうぞ残りの時間は他のことに熱中していてください、ということです。

 

⚪️ 成果はかける時間ではなく、集中度で決める

 

⑥  昼休みを戦略的に使いこなす

※ 昼休みは人も出払って電話も減るので、朝に続く第2の集中タイムになります。

「12時から1時間の間にこの仕事を終わらせる」というスケジューリングをするのもいいと思います。

 

※ そもそも、12時のチャイムが鳴ったら反射的にごはんを食べにいこうと思う時点で、他人に

コントロールされすぎです。

 

※ 一方、予定がなく、ひとりで昼休みを過ごすときはどうすればいいでしょうか?

そんなときは、食後に眠くならないよう、まったく食べないか、軽めのもので済ませます。

わざわざひとりでごはんをするくらいなら仕事を続けて、昼休みの締めに10〜15分の仮眠を取った方が

午後のパフォーマンス向上に役立ちます。

 

⚪️  ひとりでごはんを食べない

 

⑦  集中できる環境づくりにこだわる

※ 小川は普段、普通の机とスタンディングデスクを使い分けています。

後者を使うときはダラダラ仕事をしたくないとき。

自宅の書斎もスタンディングデスクを使っています。

本屋さんで立ち読みするときにダラダラと本を読む人がいないのと同じで、立ちながら仕事をすると

明らかに集中力が変わります。

 

※ 集中力を高めるコツはあります。

それは、普段、ダラダラしている空間で仕事をしないこと。

厳密に言えば、視覚情報を変えてみることです。

いつも机の右側のデスクトップPCでネットサーフィンをしているのであれば、集中して仕事を

するときは左側を向いてノートPCで作業をするといった方法です。

 

※ 集中スイッチを入れるのは空間だけではなく音楽や香りでも可能です。

人間は五感でスイッチを入れられるわけですから、それを使わない手はありません。さて、

集中のスイッチが入れられるようになったからといって、集中力が持続するかどうかは別の話です。

人の集中力など、1時間持てばいい方だと思います。

 

※ 俣野がおすすめするのは、集中力の持続時間を計測してみることです。

もし集中力が15分続いたなら、それは自分にとって新しい武器を手に入れたのと同じ事です。

 

※ ただ、何度も繰り返しますが、大事なことは成果を出すことです。

集中力を高めるための細かい努力は徹底して行うべきですが、早起きと同じで集中力は手段に

過ぎません。

集中力が小間切れになるなら適度にリフレッシュをしながらやればいいだけです。

くれぐれも、集中を高める作業に「集中」しすぎることがないように!

 

⚪️  成果を出すのに必要なことだけをやる

 

 

この続きは、次回に。

 

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