一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? ⑪
第7章 志を貫き「一生の習慣」
First-class habits of a lifetime
① 勝負のときはリスク先行
※ さんざん考えた結果これなら勝てると思った戦で負けたとしても気にする必要はないのです。
負けたときも買ったときも要因分析はしますが、何度考えても「確率的には勝っていたよな」と
思えるなら問題無し。今後もやり続ければいい。
※ 普通の人が踏み込まない領域だからこそなおさら価値があります。
勝負でリードしたいのであればリスク先行が基本です。
※ 一流の人に共通しているのは、失敗を恐れないことです。
長い人生において重要なことは経験を積むことであって、失敗しなかったことに価値はありません。
どんどん失敗して、どんどん経験を積んでいきましょう。
⚪️リスクを知らないことが最大のリスク
② 体験価値にお金を惜しまない
※ 現状を脱して成長していきたいと思っている人がいたら、体験から買ってみてはいかがでしょうか?
一般的なサラリーマンは、億単位の年収を稼ぐことなど想像もしません。
しかし、世の中には年収1億を目指して必死に頑張っている人もいます。
その両者を分けるのは何か?
それは体験の積み重ねでしかないと思います。
外部刺激による気付きや自分自身の小さな成功体験で階段を一段上り、さらに経験を踏んでもう一段、
と繰り返しいるうちに、1億円が見えてきた。
そんな感じではないでしょうか。
※ 今、体験は売れる時代です(ユーチューバーになると言う狭い意味ではなく)。
「価値を生み出す体験」をいかにしていけるかが今後20年の年収を決めると言っても過言ではありません。
体験が増えていくと、ある日、自分のなかの基準が変わる瞬間があります。
人の欲を成長の原動力に使うことは恥ずかしいことではありません。
※ 体験をしないことは「変化の可能性」を潰していることです。
成長できないサラリーマンは往々にして仕事も生活もルーチン化してしまって、体験が少ない人が
多いように見受けられます。
歳を重ねるにつれて制約も増え、さらに行動が限定されるようになります。
自分に無限の可能性があると思えるなら、自分がやったことがないことに関しての支出を
惜しまないひとが大切です。
居心地だけを求めて同じお店に通うくらいなら穴場のお店を開拓した方が体験価値を買うことができます。
※ 体験が少ない人ほど「Aじゃないといけない!」とすぐに断言をします。
ようは思い込みに囚われて現状を疑っていない証拠です。
自分を変えたいなら新たな刺激を求めて積極的に体験価値を買っていきましょう。
⚪️ 価値を生み出す体験をしよう
③ 親孝行と自分孝行をする
※ 親孝行はしましょう。どんどんしましょう。
若い世代を中心にあまりにやっていない人が多すぎます。
自分の誕生日を友人から祝福されるのは構いませんが、親からおめでとうメールをもらっている
場合ではないはずです。
自分の誕生日だからこそ、むしろ自分を産んでくれた親に感謝の気持ちを伝える絶好のチャンス。
※ 「私たちがいなくても立派に生きて行ってくれる」と心の底か思ってもらうことが、空極の親孝行です。
※ 親孝行についで大事なのが、自分孝行です。
いま、あなたのまわりには家族や友人がたくさんいると思いますが、一生の付き合いになるのは
あなた自身です。他人なら排斥できても、自分を排斥することはできません。
当たり前のことですが、「人生は一回。どんなイヤでも、どんなに悪い条件でも、死ぬまで
精一杯生きるしかない」という決意が、どれだけ骨身に染みているかで人生の質を分けてしまいます。
コンプレックスのように現象的に自分のことが嫌いになることはあっても、今置かれている状況に
悲しむことはあっても、昨日より今日の自分を好きになる努力を欠かしてはいけません。
⚪️ 当たり前のことに感謝する
この続きは、次回に。