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社内プレゼン資料作成術 ⑪

第4章      決裁者の理解を助ける「ビジュアル」だけ使用する

 

Lesson 23  決裁者の理解を助ける「写真」だけ使用する

 

✔️共感を得るための「写真」は逆効果

社内プレゼンにおいて、ビジュアルは重要な要素です。

しかし、勘違いをしてはいけません。社内プレゼンで求められているは、見た目に美しい、

カッコいいビジュアルではありません。

大切なのは、決裁者がスライドを見た瞬間に「なるほど!」と納得してもらうこと。

その一点のために、必要なビジュアルは、いかに見栄えが良かったとしても排除する。

それが社内プレゼン資料のポイントです。

決裁者は忙しく、限られた会議時間でいくつもの決裁をしなければなりません。

プレゼンは最短距離で終わらせるのが鉄則。余計なビジュアルは、逆効果なのです。

 

図23-1  感情に訴えるビジュアルは不要

社内プレゼンで、こうしたビジュアル・スライドは不要!

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 ✔️「写真」で直感的に理解させる

社内プレゼンで逆効果なのは、決裁者の理解を助ける写真です。

社内プレゼン資料においては、写真を使用することに意味があるのではなく、あくまでも

「わかりやすいこと」に意味があります。常に決裁者の立場に立って、「理解の助けになるか?」と

自問しながら写真の使用不使用を判断するように心がけてください。

 

図23-2  ワンポイント・ビジュアルでわかりやすくなる

※   省略致しますので、購読の上ご覧下さい。

 

✔️美形すぎるモデル写真はNG

さらに、写真使用で注意していただきたいことがあります。

まず、あまりに美形すぎるモデルは避けてください。なぜなら、あまりに美形すぎると、

決裁者の目線がそこに集中してしまうからです。ですから、美形すぎるモデル写真は避けて、

親しみのもてるモデルの写真を使うことをお勧めします。

また、リアルティのある写真を使うように心がけてください。

イラスト使用も極力避けてください。

【図23-4】を見比べれば一目瞭然ですが、イラストを使うとどうしても幼稚でチープに見えて

しまいます。イラストがあるだけでスライドの説得力が格段に下がってしまうのです。

特に「クリップアート」は古臭い印象があるためNGです。

 

図23-3  まぎらわしいビジュアルは使わない

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図23-4  スライドにイラストは使わない

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Lesson 24  「写真」の検索は画質重視

 

✔️「1000px×1000px」以上の画質を使う

 写真などの画像を使う際には、必ず「1000px×1000px」以上の画質のものを使用するように

してください。このサイズの画質であれば、全画面表示にも十分に耐えられます。

そこで、効率的に高画質の画像を検索する方法をご紹介します。

※ 省略致しますので、購読の上ご覧下さい。

 

図24-1  画像は「大」で検索する

※ 省略致しますので、購読の上ご覧下さい。

 

✔️「顔」検索でほしい画像に最速でたどり着く

Googleの「検索ツール」は使い勝手が非常にいいので、ぜひ使い倒してください。

「検索ツール」の「色」のタグも使えます。

社内プレゼンでの使用頻度は高くありませんが、モノクロ写真はインパクトを与えるのに

適した画像です。モノクロ写真の上にワンカラーでテキストを置くと効果的。

そのための素材を探したいときには、「検索ツール」の「色」のタブを開いて、「白黒」を

選択するとモノクロの写真だけが表示されます。なお、Googleでの検索を効率化するためには、

Lesson9でご紹介した「一人ブレスト」の段階でキーワードのメモを残しておくことをおすすめします。

自信を失っている男性サラリーマンの写真が欲しければ「ビジネスマン 男性 悩み」など、

育児に疲れた女性の写真がほしければ「主婦 育児 肩こり」などのキーワードをメモして

おくのです。こうしておけば、スライドをつくっているときに、手を止めることなく一気呵成に

作業を進めることができます。

社内プレゼン資料づくりを効率化するためにも、やはり「準備」が大切なのです。

 

 

この続きは、次回に。

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