シェア < 共有 > からビジネスを生みだす新戦略 ㉜
□ コラボ消費の種類
本書の最大の功績はサービサイズの思想を下敷きにしつつ、インターネット上で起きつつある
新しい潮流を結びつけたことにあるだろう。
コラボレーションとコンサンプションという単語から成る「コラボ消費」という言葉により
両者を接合し、従来の消費者と供給者が耳を傾けたくなる世界観にまとめて提示した。
まず上位カテゴリーのひとつ、「プロダクト=サービス・システム」(以下、 PSS)モデルに
ついて見てみよう。
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第二のカテゴリーとなる「再分配市場」は6つのサブカテゴリーからなる。
これはひと言で言ってしまえば、セコハン(中古)市場のことだ。ただし、質店や商店を
経由するばかりではなく、個人間での取引が含まれる。
以下が「再分配市場」モデルとなる。
巨大市場、無料交換、好きなグッズ交換、衣服交換、等価値グッズ交換、近所間
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最後に「コラボ的ライフスタイル」だが、このカテゴリーは目に見えない価値の取引を
含んでいる。
物々交換ならぬ、非物々交換とでも呼ぼうか。
それは時間、空間、経験、仮想通貨だったりするが、基本的に提供される価値そのものに
直接アクセスする。
すでに日本でもこのモデルのサービスが存在し、今後もますますの伸長が期待される。
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□ インターネットの力
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□ クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCL)
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□ クラウドファンディング
バングラデッシュのグラミン銀行の創設者ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞した
ことで、一気に認知されたのがマイクロクレジット、あるいはマイクロファイナンスと
呼ばれる貧困層への融資実施だ。
それを銀行ではなく、インターネットを介して一般のユーザーたちが行えば、クラウド
ファンディングとなる。
世界中の人々が出会ったことのない誰かの自立を支援するため少額の貸付や寄付を行うのだ。
クラウドファイナンスとも呼ばれるが、本書に紹介されるキヴァはクラウドファンディングの
成功事例として知られる。
そこには世界各国から多くの人々が事業支援や生活費のために融資を求めている。
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この続きは、次回に。