雑学-視座・知見・体験/経験
物事を見る場合、現在の自分の気持ち-素直で優しい等々や立場-職場や私生活等々が大変重要だと思います。
また、「知識」としてだけではなく、「実際に見て知ること」が大変重要だと思います。
そして、「実際に見て知ること」を実際に「経験・体験」することで更に「深み」が増すと思います。
これは「人生」にも役立ちますし、「仕事」にも役立つと思います。
ついては、
「視座により、知見で、経験・体験してみる」を推奨致します。
◎ 視座
物事を見る姿勢や立場。「人道主義的な視座で発言する」
◎ 知見
実際に見て知ること。また、見聞して得た知識。見解。見識。
物事に対して正しい認識。
—-インターネットより抜粋—
「知見」の意味とは?「知識」「見識」「経験」との違いと使い方
「知見」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「知見」は、日常でよく使う言葉ではないですが、きちんとした場面では使えるようにしておくと、
相手への印象がよくなる言葉です。
今回は、「知見」の意味や「知識」「見識」「経験」などの類語との違い、使い方のポイントを
紹介します。
目次
● 「知見」の意味とは?読み方は?
● 実際に見て知ることや、知った知識
●「知見」の読み方は「ちけん」
●「知見」と、類語や似ている言葉との違い
●「知見」と「知識」の違い
●「知見」と「見識」の違い
●「知見」と「経験」の違い
●「知見」と「ノウハウ」の違い
●「知見」の使い方と例文
●「知見がある」「知見がない」は正しい使い方
●「知見を深める」「知見が広まる」はよく利用される
● まとめ
◎ 実際に見て知ることや、知った知識
「知見」とは、実際に見て知ることや、見て知った知識のことを指します。
「知る」と「見る」という漢字が使われているので、そのままの意味です。
また、仏教の用語にも「知見」という言葉があります。
仏教用語では、仏教の考え方をもとに物事を正しく認識することを指しており、この認識できる
能力があると煩悩を消滅できるとされています。
◎ 「知見」の読み方は「ちけん」
「知見」の読み方は「ちけん」です。「見」という字は、「発見(はっけん)」のように
音読みで「けん」と読みます。
名前でも「知見」という名字があります。
名字の「知見」の読み方は、「ちけん」の人もいれば、「ちみ」と読む人もいます。
◎ 「知見」と、類語や似ている言葉との
「知見」には、意味の似ている類語が多く存在します。
ここでは、代表的な類語との違いや使い分けについて紹介します。
✔︎ 「知見」と「知識」の違い
「知識」とは知っていることや、理解していることを指します。これに対し、「知見」の意味は、
「見て知った知識」です。
「知識」には、自分が経験したことだけでなく、本で読んだことや、人から聞いたことも含まれます。
しかし、「知見」は、あくまでも自分が見たり、経験して知った知識を指します。
つまり「知見」は、幅広くある「知識」の一部です。
✔︎ 「知見」と「見識」の違い
「見識」とは、物事の本質を見通すことができる、優れた判断力を指す言葉です。
判断力だけでなく、本質をしっかりと知ったうえで、それに基づいた考えのことも指します。
「知見」はあくまでも「見て知った知識」を指しますが、「見識」は見ることで本質を見通し、
判断し、導き出した考えのことを指します。
「見識」の方が、より専門的で、優れた力を持っているときに使う言葉です。例文を紹介します。
● 私は今回の仕事で知見を得られた
意味「今回やった仕事や経験で、知識が増えた。」
● 彼は科学的な見識をお持ちの方です。
意味「彼は科学的な本質を知っており、素晴らしい判断力を持っている人だ。」
✔︎ 「知見」と「経験」の違い
「経験」は実際にやってみたことや、そこから得た知識や技術のことを言います。
「知見」も「経験したことから得た知識」を指しますので、かなり似ている言葉です。
使い方の違いとしては、「経験」の方が、やってみたことそのものについて使うことが多く、
「知見」の方が、得た知識について話すことが多いです。
✔︎ 「知見」と「ノウハウ」の違い
「ノウハウ」とは、何かをするのに必要な知識や技能のことを言います。
「知見」の類語ではありませんが、どちらも「知識」を指す言葉です。
ノウハウを提供している人の多くが、「実際に見て知った知識」を「ノウハウ」として
提供しているので、混同しやすいでしょう。
「ノウハウ」は、「他人に伝えることで、聞いた人が、やり方がわかるようになる」知識を
指すことが多く、伝わりやすいように体系化されたものを指すことが多いです。
これに対して「知見」は、あくまでも見て知った知識です。
一般的には、他人に伝えることや、体系化することを想定していない知識について使う言葉です。
✔︎ 「知見」の使い方と例文
◎ 「知見がある」「知見がない」は正しい使い方
「知見」は名詞です。「知見」を主語として「知見がある」「知見がない」という使い方は
正しい使い方です。ただし、知識というのは、あるかないかを白黒はっきりとさせるのが
難しいことも多いため、「知見がある」「知見がない」よりも、「知見を深める」のような
使い方をすることが多いです。
● わが社には、長年培ってきた実績と知見があります。
● 私には知見がないので、その質問には答えられません。
◎ 「知見を深める」「知見が広まる」はよく利用される
「知見」は、「知見を深める」「知見が広まる」という使い方をすることが多いです。
このほかにも、「知見を得る」「知見を共有する」などの使い方があります。
● 繰り返し体験することで、知見を深めようと思います。
● 海外留学をしたことで、知見が広まった。
● このたびは、知見を得られる素晴らしい機会をいただき、感謝しております。
● 今回の知見を共有する勉強会を開きたい。
✔︎ まとめ
「知見」とは、「実際に見て知ることや、知った知識」を指す言葉です。
「知識」「見識」「経験」など、似ている言葉は多くありますが、「実際に見て知った知識」で
あることを強調して話すときに使われることが多いです。
「知見を深める」や「知見が広まる」と使われることが多いので、機会があれば使ってみては
いかがでしょうか。
◎ 経験・体験
1. 実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得られた知識や技能など。
「経験を積む」「経験が浅い」「いろいろな部署を経験する」
2.哲学で、感覚や知覚によって直接与えられるもの。
[用法]経験・体験――日常的な事柄については「経験(体験)してみて分かる」「はじめての
経験(体験)」などと相通じて用いられる。
◇「経験」の方が使われる範囲が広く、「経験を生かす」「人生経験」などと用いる。
◇「体験」は、その人の行為や実地での見聞に限定して、「恐ろしい体験」「体験入学」
「戦争体験」のように、それだけ印象の強い事柄について用いることが多い。
この続きは、次回に。