ビジネスプラン参考資料-⑬ SDGs/1
SDGs-エスディージーズという言葉をご存知でしょぅか?
本日-3月9日の日経新聞でも、下記の見出しでご紹介しております。
—日経新聞より抜粋—
SDGsはイノベーションの種
見えた目標で勝機をつかめ
2015年の国連サミットで採択された「持続的な開発目標(SDGs)」を達成しようと
する動きが拡大している。
貧困や飢饉の撲滅、気候変動への対応、平和で公正など、SDGsで掲げられた17の
目標、169のターゲットはビジネスチャンスそのものだからだ。
成否のカギを握るのがIT(情報技術)の活用。
社会課題の解決と経済成長の両立に向けた取り組みが進む。
—-記事の内容を抜粋—
① ジャパンイノベーションネットワーク(東京・千代田)代表理事 西口 尚宏氏は、
「Developmentは開発というより、成長あるいは発展と訳すべきだ」と唱える。
② 日本経済は低成長が続いていており、人口減少で市場が縮小すれば、
成長の持続は難しい。
ではなぜ低成長が続いているのか、それは「イノベーションを起こせていないから」(西口氏)。
③ イノベーションは意図的に起こすこと。しかし多くの日本企業がどんな変化を
起こせばいいのか、目標を見失っている。
④ そこへ全世界が合意した未来像として、SDGsが提示された。
SDGsは現在と未来の理想との差分であり、世界が求める変化のリスト。
見える化された変化に必要な手段を考え、実行する。
そこに大きな市場がある。
西口氏は「SDGs達成型の成長モデルを実践する時がきた」と主張する。
⑤ しかしSDGsは何か1つの目標を達成して完結するものではない。
17の目標、169のターゲットは相互に関連している。そこでSDGsのビジネス化には、
達成に向けたグランドデザインを描く構想力が重要になる。
⑥ グランドデザインの中にそれぞれが自分の役割を入れて実行する。
鍵はオープンイノベーション。
西口氏は「多くの知恵や経験、ノウハウを合わせてつなぐ。
つなぐのがIT。ITのパワーを活用せずには不可能」と話す。
実際ITを活用して社会問題を解決し、事業化が進む事例は多い。
この続きは、次回に。