コミュニティサイト「シップス倶楽部」 モチベーションを上げるには?
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モチベーションを上げるには?
# 大手旅行会社に勤めるAさんからのご相談です。
内容は、
「2020年開催 東京オリンピック・パラリンピック」が来年7月開催と
なり、上司より「社員のモチベーションを上げる目的で社内新聞を発行
しよう」と言われています。
具体的に、「どうすれば良いですか?」とのご相談です。
私見ですが、
① 現在では、メール、SNS等々の社内新聞に変わる情報の伝達方法が
あります。
敢えて「社内新聞」発行を実施するならば、会社が全社員に期待する
「目指す姿」を決める必要があると思います。
例えば、社内新聞を見る事で、
・ 社員のモチベーションが高まり、
・仕事場に活気がある、
・社員の目指すベクトルが一致する、一致した 等々。
② 社内新聞発行の関する決定事項が必要となります。
例えば、
・発行は、毎週発行か毎月発行するか、
・期間は、いつからいつまで発行するか、
・予算は、設けるのか、
・発行スタッフはどうするのか、 等々。
③ 記事の収集には、時間と情報が必要です。
出来るだけ短時間で多くの情報を入手するならば、全社員対象にテーマ別に
-趣味、好きな食べ物、旅行等々、字数(A4サイズ1枚程度)を決めて、最後に
「投稿→採用→掲載」された場合は、「報奨制度-ギフト券等」を贈呈する
等の特典を必ず設けるのが重要と思います。
—-インターネットより抜粋—
モチベーションとは?モチベーションを上げる効果
✔ モチベーションとは?
モチベーションは、「意欲」「動機づけ」などと訳されます。
ビジネスにおけるモチベーションは、「仕事への意欲」と理解してよいで
しょう。
営業担当者が「よし、モチベーションが高まった。お客さんのところに
行こう」と言ったら、周囲は、その人の仕事意欲が高まっていることを
知ることができます。
「モチベーションが高まらない」と頭を抱えている人がいたら、仕事の
意欲が低下していることがわかります。
✔ モチベーションには「外と内」がある
意欲はビジネス上の重大事なので、「モチベーションの正体」を探ることは、
すべてのビジネスパーソンにとって有益なはずです。
心理学では、モチベーションを、外発的モチベーションと内発的モチベー
ションの2つにわけて考えています。
外発的モチベーションには、評価、報償、罰、強制などがあり、これらは
「人為的」につくられます。
例えば、グループのリーダーが、メンバーたちのモチベーションが上がって
いないことに気がついたら、評価制度を導入するだけでモチベーションが
上がるかもしれません。
内発的モチベーションには、興味や関心、上昇志向などがあります。
内発的モチベーションは、高めたいと考えている本人が能動的に取り組まないと
上昇しません。
内発的モチベーションのほうが、外発的モチベーションより価値が高いと
指摘されることがありますが、ビジネスでは必ずしもそうとは言い切れません。
外発的モチベーションは、カンフル剤のように短期間で一気に効果を出す
ことができます。
例えば、「目標を達成したら100万円」というインセンティブが提示されると、
スタッフたちの外発的モチベーションは一気に高まるでしょう。
ただ外発的モチベーションには、インセンティブなどの人為的な働きかけが
中断したら、一気にしぼんでしまう欠点があります。
その点、内発的モチベーションは、永続的ですし、ビジネスパーソンとしての
成長にも寄与します。しかし、内発的モチベーションを持つことは簡単では
ありません。
例えばビジネスパーソンが「給料は高くなくてもよい。この仕事に携わる
ことができるだけで幸せだ」と感じるまでには、10年以上かかるかもしれません。
✔ モチベーションを上げる効果
企業の経営者や管理職は、外発的モチベーションと内発的モチベーションを
組み合わせて、従業員たちを鼓舞することが理想です。
例えば、達成困難な目標を従業員たちに与えて、それをクリアしたら報奨金を
支給するようにすれば、仕事の意欲が高まります。
そのためには、一人ひとりに目標を与えたり、仕事の進捗状況をこまめに
確認したりすることが必要になります。
しかし、報奨金は人件費の原資の範囲内でまかなわなければならず、無制限に
支給することはできません。
そこで、長期的にみるとコストを抑えられる内発的モチベーションを高める
取り組みが必要になってきます。
例えば、従業員に、他社が手掛けていない開発テーマを与えたり、初の海外
進出のプロジェクトリーダーを任せたりすることは、彼らの内発的モチベー
ションを刺激すると同時に、売上高や利益に直結します。
外発的であろうと内発的であろうと、従業員のモチベーションが高まることは、
経営者にも従業員自身にも「よいこと」といえます。
モチベーションが高まった従業員は、質がよい仕事をしたり、多くの仕事を
こなしたりするので、生産性が向上し売上高が上がり、顧客の満足度も
上がります。これは経営者にとって大きなメリットです。
そして、高いモチベーションで仕事をしている従業員は、やりがいや達成感を
感じているはずです。
それは幸福感を高めることにつながり、理想の働き方といえるでしょう。
社内新聞発行は、「仕事への意欲」を高める一つの手段とします。
来年開催の「東京オリンピック・パラリンピック」に関しては、新型コロナ
ウイルスの収束-完全に収束するのかは誰も予測できませんし、ワクチンの
完成も未だ明確ではありません。ついては、逐次「東京オリンピック・
バラリンピック」「新型コロナウイルス」「ワクチン」等の情報を
「トピックス」として定期的に発信・伝達する事で、モチベーションを
高める必要もあります。
④ 企画イベントの実施も必要と思います。
「3蜜」等を避けるために「Zoom」等を活用し、定期的に「イベント」を
開催する事も、モチベーションを高め、ベクトルの再確認にもなると
思います。
⑤ 社内新聞発行時は、アンケートを必ずとるべきだと思います。
例えば、
・今回の社内新聞で、興味を持った記事とか、必要と思われない記事とか、
・次回の社内新聞に、記載して欲しい内容等、
・特典者の氏名等、
■ 総括として、インターネットで「社内新聞の作り方や無料テンプレート」等が
ありますので、大いに活用すべき、と思います。
以上
2020.10.3
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美