お問い合せ

Coffee Blake-10月15日(木) 「キャリア見直し」

日経新聞掲載「日経ウーマノミクス・プロジェクト調査—キャリア見直し」に

ついて、お伝え致します。

 

起業・創業等に関しても言える事ですが、女性の方のチャレンジ精神は

男性よりも強いように感じます。

 

「思ったら、まっしぐら」に、それも「段取り」よく。

 

私は、この記事を拝見し、資格取得-心理カウンセラーを目指すことに

致しました。私の場合は、年齢(満65歳)が年齢ですので、今更資格を

取ってもとは思いましたが、やはりいつまでもチャレンジ精神を忘れずに

学ぶことは、ボケ防止にもつながり、良いことかなと、自分勝手に思って

おります。

 

この記事を参考に、皆様も是非、新しいことにチャレンジされてはいかが

でしょうか。

 

2020.10.15

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


日経ウーマノミクス・プロジェクト調査

 「キャリア見直し」過半数

 

新型コロナウイルスへの対応でテレワークなど働き方が変わり、女性の

意識が変化している。

8月下旬の日経ウーマノミクス・プロジェクト会員への調査では、1136人中

54.6%が「転職や副業、起業、学び直しを具体的に考えたり、行動したり

した」と回答。キャリア見直しに動いていた。

 

 

・「職歴を整理してみようと転職サイトに登録」。

 「明確な転職意思はない」としながらも、「自分にどんなオファーが

  来るのか、興味を持つようになった」(30代女性)

 

・「米国公認会計士(CPA)など勉強中。電車の時間がなくなりありがたい」(30代)

 

・「副業解禁に備え勉強しているが、2月末からは通勤時間があてられる

     ようになった」(40代)

 

・転職・起業まではいかなくても「自分で事業を立ち上げられないか、

    社内新規事業を応援するプログラムに参加している」(20代)

 

・「価値観が一変した」結果、21年間務めた自治体を退職し、「転職、

      フリーランス、起業と劇的に変化した」

 

● 通勤などで浮いた時間の使い方で目立ったのは、資格の取得やスキル向上を

 図る動きだ。

 

・オンラインで「外国語の習得にチャレンジ」(40代)

 

・「3月以降、パイソンのプログラミングと簿記の勉強を始めた」(50代)

 

・「今後、メンタルヘルス対策の需要が増えると考え、心理学資格の

  通信教育を始めた」(30代)

 

● 勤め先への不満から転職活動を始める人も一定数いた。

 

・通信会社のマーケティング部門で働く30代が転職エージェントに相談

 したのはテレワーク時にウェブカメラの常時接続を求められ、「ハラス

 メントだと感じた」からだ。

 「希望者が多い割に募集が少なく、給与が下がる可能性が高くても転職を

 検討する」

 

● テレワークをしていない人にもキャリア見直しの動きは広がっていた。

 

・30代営業職女性は「どの業界も安心できない。国家試験を取るため

 勉強している」

 

・40代の通信サービス業で働く女性は「テレワーク不可の会社から、可能な

 会社に転職した。元の会社は休業したので正しい判断だった」

 

 

アンケートに寄せられたキャリアの

見直しの声

 

「社内異動・業種転換」

 

・社内でよりやってみたい仕事を考えるようになった(30代)

 

・業務上のスキル向上を図るため、オンライン講座で学び直しをしている(40代)

 

・テレワークの課題を多く感じ、改善する仕事を希望。

 バックオフィスの部署に異動した(20代)

 

「資格取得・スキル向上」

 

・Zoomのオンラインセミナーに参加して自己啓発に努めた(50代)

 

・現在担当している業務でさらに評価してもらうため、資格勉強を始めた(30代)

 

「転職・副業」

 

・副業で起業コンサルをはじめてみた(40代)

 

・自分のキャリアへの社会的評価に不安を覚え、経験を生かせる転職を

 検討中(40代)

 

・業績が悪化したにもかかわらず、危機感のない会社に見切りをつけ転職

 活動を始めた(30代)

 

 

コロナ下、テレワーク評価7割

 

月数回以上テレワークをしている人を対象にテレワーク拡大後の働きやすさを

聞いた設問では971人中「とても働きやすくなった」と「どちらかといえば

働きやすくなった」を選んだ人が7割に達した。

 

・野村総合研究所の武田佳奈・上級コンサルタント

「従業員の置かれた状況などを踏まえ、きめ細かく生産性を最大化できる

 働き方を検討していくべきだ」

 テレワークが定着し、課題も明らかになった。

 

・「勤務開始時・終了時に予定や業務内容を記したメールを送ったが、

 30分以上要した作業でも一言『取引先にメール』となり、上司への

 報告に困る」(30代)

 

・「勤務時間外に1回電話に出なかっただけで仕事をしていないと見なされ、

 上司との関係が悪化した」(20代)

 

反対に、

・部長クラス(40代)から「通勤がなくなったのは良かったが、部下の

 管理が大変」

 

● 下期の人事考課にテレワークの成果がどう反映されるか案じる声も

 あった。

 

・「働きぶりが見えないと、男女の昇給にもっと差が出るのではないかと

 心配」(30代)

 

・「上司から見えないので、きちんと評価してもらえるか不安」(40代)

 

・「週1〜2回の出勤を望むという意見もあった」

 

● 独立行政法人の労働政策研究・研修機構(JILPT)の濱口桂一郎研究所長は、

 

「日本は職務内容や成果だけで評価されるわけではないので、職場を

離れた場所での働き方では問題が発生しがち」という。

そのうえで「『遅くまで頑張っている』などというプロセス評価が人事

考課の大きな要素を占めているため、評価制度の見直しも含めた議論が

必要だ」

 

マネジメント改善急務

 

今回印象に残ったのが「常時ウェブカメラ接続の上、在宅勤務を求められる」や

「離席する際にはチャットに投稿しなければならない」などの不満だ。

 

上司が仕事を細かく管理しようとするマイクロマネジメントの徹底は、

状況の把握に効果的だが、「信頼されていないのではないか」と部下を

不安にさせる恐れもある。

 

アンケートには「『トイレに行ってきます』とチーム全員に断らなければ

ならず、モラル・ハラスメントだと感じる」との回答もあった。

 

在宅勤務は多くの人にとって明朗となるはずだったが、ひずみも生じている。

新型コロナウイルスへの緊急措置として導入された在宅勤務が定着するか

どうかは、マネジメントの改善にかかっている。

 

—-インターネットより抜粋—

 

● マイクロマネジメント—詳細は、別途「代表のブログ」でご紹介致します。

 

マイクロマネジメントとは、管理者である上司が部下の業務に強い監督・

干渉を行うことで、一般には否定的な意味で用いられる。

マイクロマネジメントを行う管理者は、業務のあらゆる手順を監督し、

意志決定の一切を部下に任せない。

部下の立場から見れば、上司がマイクロマネジメントを行っていると

感じられることは多いが、上司がそのことを自覚することは稀であると

される。

 

● モラル・ハラスメント

 

モラルハラスメントとは、モラルによる精神的な暴力、嫌がらせのこと。

俗語としてモラハラと略すこともある。

 

 

【私見】

 

私も過去に、数回、転職を経験しております。

 

今に思うと、転職を経験したことで「多様性」が身についたと感じます。

一つの職場で長い間-例えば、定年まで過ごす事は仕事に関しては、

「経験値が増し、熟練度が高まる」「他の分野のことは知らないけれど、

自分の専門分野のことはとても詳しい」など、メリットがあります。

いい意味で。しかし、「融通が聞かない、惰性が生まれる」などの弊害も

生まれます。また、「井の中の蛙大海を知らず」=「見識が狭い」に陥り

やすいようにも感じます。少数ですが。

 

現在は、企業でも副業・兼業等々も積極的に取り入れられています。

この目的は、「自分が今見えている世界がすべてだと思って、他の視点や

考え方があることを知らず、見識が狭くなる」ことをさけて、「他の

視点や考え方があることを知り、今に生かす」ことで、イノベーションに

つなげましょう、ということだと思います。

 

—-インターネットより抜粋–

 

「井の中の蛙大海を知らず」とは一見ネガティブな意味ですが、その後に

「されど空の蒼さを知る」という続きが加わると、「狭い世界にいるから

こそ、その世界の深いところや細かいところをよく知っている」という

ボジティブな意味にもなります。


 

どちらを選ぶかは、個人個人の考え方、生き方だと思います。

後悔の少ない人生を歩みたいと思います。

 

 

2020.10.15

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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