Coffee Blake-10月18日(日) 「秋田県」記事について
今日-10月18日(日)の読売新聞と日経新聞の朝刊に、「秋田県」に関する
気になる記事が2件掲載されておりました。
ご参考にお知らせ致します。
私は、秋田県横手市(旧平鹿郡大雄村)出身で、東京での暮らしも47年程に
なります。もうすっかり「東京人」です。
この頃は、両親も亡くなり、帰京する機会も随分少なくなりました。
ですが、日常の天気予報では「秋田県」の天気も気になりますし、新聞や
テレビ等では「秋田県」に関連するニュースや番組-ケンミンショー
等々も気になります。
普段は故郷-秋田県横手市のことについては、あまり考えませんが、前回は、
「自殺率」や「死亡原因-がんや脳血管疾患等」が全国1位であることを
「代表のブログ」でご紹介致しました。第二弾となります。
2020.10.18
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
秋田「移住」中継ハチ公
リモートワークPR
新型コロナウイルスの感染拡大で地方移住への関心が高まる中、秋田県が、
「渋谷ハチ公」の像が故郷に戻り、リモートワークを始めたというニュース
番組仕立てのPR動画を作成し、配信している。
同県は人口減少が深刻で、コロナ禍をきっかけにしたリモートワークの
普及を移住者の増加につなげたい考えだ。
動画投稿サイト「ユーチューブ」で2日から配信を開始。
「ハチ公が今後は故郷の秋田からリモートワークを行うことを発表しました」。
続いてハチ公が「ご飯はおいしい」「子育て環境も充実」「土地代が安いから
広い家に住めちゃう」など県の魅力を伝え、県によるサポートも強調する。
さらに移住した架空のサラリーマンが仕事も趣味も楽しめる自身の充実
した暮らしぶりを紹介し、「秋田犬だけでなく人間もリモートワークできる」と
訴える。
県人口は2017年に100万人を割り込み、今年9月1日現在で約95万3000人。
総務省の人口推計(昨年10月時点)によると、18年10月から19年9月まで
減少率は1.48%と全国最悪のペースだ。
県はコロナ禍に伴う地方創生臨時交付金でリモートワークを活用した
移住を促す。
※ 中略致します。
私の故郷-秋田県横手市(旧平賀郡大雄村)は、横手盆地のちょうど真ん中に
位置しており、私の幼少時は積雪が約2mあったり、家の二階から出入り
した記憶もあります。また、気温がマイナス氷点下になると、雪が固まり、
学校に通学する際は、道路ではなく固まった雪の上を歩いて通った記憶が
あります。
—-インターネットより抜粋—-
「横手盆地」
奥羽山脈と出羽山地に囲まれ、雄物川とその支流が流れる秋田県内で
最大の平地である。盆地とはいえ広大であるため、旧郡名にならって、
横手盆地の北部の仙北郡部分を仙北平野、中南部の平鹿郡部分を平鹿平野と
呼ぶことも多い。
国内有数の穀倉地帯で、あきたこまちの主産地の1つである。[1]
横手盆地と「山北(仙北)三郡(せんぼくさんぐん)」はほぼ同じ地域を
指し、現在約30万人が住んでいる。
横手盆地の中部に大仙都市圏と横手都市圏が形成されている。
夏は、沼池での鮒釣りや川での水遊び、冬は、スキーで遊ぶ等々をよく
したものです。
自分の故郷ですが、「良いところ」です。私も含め、是非、「移住」を
検討していただければと思います。
悩み傾聴 命救う希望の糸
自殺対策に取り組むNPO法人
理事長 佐藤 久雄さん(76歳)
暗闇が人々の心をむしばみ始めている。
「あの時と同じだ。手をこまねいていれば自殺者が増える」。
新型コロナウイルスによる未曾有の事態に危機感をあらわにする。
56歳の時、バブル崩壊の影響で経営する秋田市の不動産会社が倒産した。
うつ病を患い、自殺が頭をかすめる中、友人の経営者が相次いで自ら命を
絶った。
「地域を支えてきた人をこれ以上死なせてたまるか」。
その強い憤りが2002年に自殺対策に取り組むNPO法人「蜘蛛の糸」を
設立する原点となった。
これまでに応じた相談は約6000件に上る。
自殺率全国ワースト1位だった秋田県で、民間団体や大学、自治体が連携
する活動を先導し、自殺者を半減。
「秋田モデル」として注目を集めた。
相談で心掛けるのは「鏡に徹すること」。
あえて言葉は発せず、「傾聴することで悲しみを映し出し、相談者自身に
気づいてもらう。そこから解決策を見いだしていく」。
相談は時に5時間に及ぶ。3年前からは東北福祉大通信教育部で社会福祉を
学んでいる。
過去の経済不況は働き盛りの世代を直撃したが、コロナ禍は子供や主婦ら
幅広い層に影響が及ぶ。漠然とした不安におびえる相談者からは「薄暗い
世の中に先が見通せず、消えてしまいたい」と悲痛な声が寄せられる。
増加する若者の自殺対策として8月からはLINE相談も始めた。
「1%でも希望があれば、人は生きていける。相談に来た人は決して死な
せない」。
衰えることのない使命感で、これからも命を救う糸を差し伸べていく。
インターネットで、「蜘蛛の糸」を検索の上、活動の詳細をご覧下さい。
私は、このような活動をされている方-NPO法人「蜘蛛の糸」があるのを
これまで知りませんでした。76歳の現在も大学で社会福祉を学んでいると
言うのは、大変、尊敬致しますし、自分の未熟さを感じます。
私よりも11歳も先輩にあたる方が、このような活動をしながら、さらなる
スキルアップを継続されていることに。
今、「D・カーネギー 人を動かす」を読んでおりますが、「大変、勉強に
なる」という感想です。現在の「代表のブログ-終活を考える」が終わり
ましたら、ご紹介したいと思います。
「名言集」であり、「心理学」も明記されている感があります。
その中で、「傾聴」という言葉も出てきます。
—―インターネットより抜粋—-
傾聴とは、
傾聴とは相手の話したいことに対して深く丁寧に耳を傾け、相手に肯定的な
関心を寄せ内容の真意をはっきりとさせながら、共感的理解を示すコミュニ
ケーションの技法です。 … 傾聴により、話し手は自分だけではわからな
かった自分自身について深く理解することができ、どのような行動をとる
べきか気付くきっかけを与えることが期待できます。2020/04/06
改めて、「傾聴」の意味を認識し、これからの自分自身にも生かして
いきたいと思います。
コロナと自殺数
命を救う対策と実態調査を急げ
自殺者が夏場から急増している。新型コロナウイルスの流行で長引き、
精神面にも悪影響が出ているのではないか。
一人でも多くの命を救う対策を急がねばならない。
警察庁の統計によると、7月から9月の自殺者数は、3か月連続で1800人を超え、
前年同期より計400人以上多かった。
外出や営業の自粛が長期化し、経済的、精神的な負担が蓄積されている。
1〜6月はいずれも前年を下回っていた。最近の急増は深刻に受け止める
べきだろう。
女性と子供の自殺の増加が目立っているのが気がかりだ。
8月の統計では、女性は前年比4割増で、特に40歳未満は7割以上増えた。
女性は非正規雇用が多く、コロナ禍で職を失った人もいる。外出自粛に伴う
育児や介護のストレスのほか、家庭内暴力なども潜んでいた恐れがある。
「学校問題」を理由とした子供らの自殺は、前年の16人から52人に増えた。
長引く休校や慣れないオンライン授業で、子供たちは不安定な状況に
置かれていた。
1990年代のバブル崩壊後、年間3万人以上が命を絶ち、失業との関連が
指摘された。
国は、コロナと自殺の関係性について、調査を急いでもらいたい。
一般に自殺の原因は、経済状況や人間関係などが複雑に絡み合うことが
多い。芸能人の自殺が相次いだ影響が大きいと話す専門家もいる。
国や自治体が、自殺の原因やリスクが高い層を見極めて、適切に対処する
ことが大事だ。
厚生労働省は1万人を対象に、「コロナうつ」の実態調査を始めた。
高齢者を中心に、感染の不安などから心の不調を訴える人は多い。
特に、一人暮らしのお年寄りや一人親家庭など、孤立しがちな世帯への
目配りが重要になる。
厚労省は9月、「生きづらさを感じている方々へ」と題した大臣メッセージを
公表し、悩みを抱え込まずに、家庭や友人ら身近な人に相談するよう呼び
掛けた。
悩みを打ち明けられる窓口の拡充が急務である。
人手不足で活動を制限している団体もある。コロナ禍で対面相談は難しい。
SNSを使った相談態勢の整備も必要だろう。国や自治体が、資金面で手厚く
支援することが不可欠だ。
周囲に助けを求められない人もいる。地域住民や関係機関が垣根を越えて
連携し、SOSをすくい上げる環境を整えてほしい。
以上、参考になりましたら、幸いです。
2020.10.18
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美