お問い合せ

「D・カーネギー 人を動かす」①

今回は、「D・カーネギー 人を動かす」をご紹介致します。

 

知り合いからの推薦で購読しましたが、「最、若い時代に読んでいたら」と

思うことがしばしばありました。

気に入った箇所だけ、抜粋の上、ご紹介致します。

詳細は、是非、購読にてお願い致します。

 

2020.10.23

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


HOW TO

WIN                  

           友達に影響を与え、

FRIENDS

   人々に影響を与える方法

AND

INFLUENCE

PEOPLE

 

 

D・カーネギー「人を動かす」  

 山口 博【訳】

 

 

改定にあたって

 

※ 一部、省略致します。

 

今日まで、何万という人々が本書を読み、そこに収められた原則を応用

して、人生を豊かにする努力をしてきました。

今後もその数は増え続けるでしょう。すでに定評を得た本書にいっそうの

磨きをかけ、そういった人々のために役立てたいと願って、ここにこの

改訂版を贈ります。

 

1981年9月

      ドロシー・カーネギー

       (D・カーネギー夫人)

 

 

PART1 ✳️ 人を動かす三原則

 

1. 盗人にも五分の理を認める

 

● 「三十年前に、私は人を叱りつけるのは具の骨頂だと悟った。

  自分のことさえ、自分で思うようにはならない。天が万人に平等な

     知能を与えたまわなかったことにまで腹を立てたりする余裕はとても

     ない」

              ——アメリカの偉大な実業家ジョン・ワナメーカー

 

● 「他人のあら探しは、何の役にも立たない。相手は、すぐさま防御体制を

 敷いて、何とか自分を正当化しようとするだろう。それに、自尊心を

 傷つけられた相手は、結局、反抗心を起こすことになり、まことに危険で

 ある。」

 

●「世界的に有名な心理学者B・F・スキナーは、動物の訓練では、良い

 ことをした時にほうびをやった場合と、間違った時に罰を与えた場合

 とをくらべると、前の場合のほうがはるかによく物事を覚え、訓練の

 効果が上がることを実証した。また、その後の研究から、同じことが

 人間にも当てはまることが明らかにされている。

 批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買う

 のがおちである。」

 

● 「我々は他人からの賞賛を強く望んでいる。そして、それと同じ強さで

 他人からの非難を恐れる」

     —-偉大な心理学者ハンス・セリエ

 

● 「悪い人間ほど自分のことは棚に上げて、人のことを言いたがる。

 それが人間の天性なのだ。ところが、これは悪人だけの話ではない。

 我々もまた同じだ。だから、もし他人を非難するのは、ちょうど天に

 向かって唾をするようなもので、必ず我が身に返ってくる。人の過ちを

 正したり、人をやっつけたりすると、結局、相手は逆にこちらを恨んで、

 タフト大統領(セオドア・ルーズベルト大統領の後継者)のように、

 「ああする以外に、方法はなかった」というくらいが関の山だ。」

 

● 「人を裁くな—–人の裁きを受けるのが嫌なら」

     —–エイブラハム・リンカーン—

 

● 「他人の欠点を直してやろうという気持ちは、確かに立派であり賞賛に

 価する。だが、どうしてまず自分の欠点を改めようとしないのだろう?

 他人を矯正するよりも、自分を直すほうがよほど得であり、危険も少ない。

 利己主義的な立場で考えれば、確かにそうなるはずだ。」

 

● 「自分の家の玄関が汚れているのに、隣の家の屋根の雪に文句をつけるな」と

 教えたのは東洋の賢人孔子である。

 

● ベンジャミン・フランクリン元駐仏アメリカ大使

 

 「人の悪口は決して言わず、長所をほめること」

 「人を批評したり、避難したり、小言を行ったりすることは、どんな

 馬鹿者でもできる。そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。」

 「理解と寛容は、優れた品性と克己心を備えた人にしてはじめて持ち

 得る徳である」

 

  • 克己心

 

 「克己心」は、「こっきしん」と読みます。

 この「克己心」には、「自分の欲望を抑える・自分自身に打ち勝つ

 心」という意味があります。 「克己心」の「克」には「打ち勝つ」と

 いう意味があり、「己」は「おのれ」と読むように「自分自身」を意味

 します。2020/02/29

 

● イギリスの思想家カーライル

 

 「偉人は、小人物の扱い方によって、その偉大さを示す」

 

● 「人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。

 どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えて

 みようではない。そのほうがよほど得策でもあり、また、面白くもある。

 そうすれば、同情、寛容、好意も、自ずと生まれ出てくる。すべてを

 知れば、すべてを許すことになる。

 

● イギリスの偉大な文学者ドクター・ジヨンソン

 

 「神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる」まして、

 我々が、それまで待てないはずがない。

 

 

【人を動かす原則①】

 

 批判も非難もしない。

 苦情も言わない。

 

 

 

この続きは、次回に。

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