お問い合せ

現代語訳「論語と算盤」①

私が30歳代の時に、城山三郎著「雄気堂々 上巻・下巻」で「渋沢栄一」を

初めて、知りました。その時の感動は、今でも覚えております。

 

社会人にとっては、とてもわかりやすい「自叙伝」であり、ビジネスマンに

とっては、必読書だとも思っていました。

また、2024年新一万円札の人物が「渋沢栄一」、2021年2月14日スタートの

NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公が「渋沢栄一」と、「渋沢栄一」

ブームになっている感もあります。ついては、“流れに敏感”=アーリー

アダブターでもある私も、書籍「現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一 

守屋淳=訳」を購読致しました。

 

—-インターネットより、抜粋—

 

□ アーリーアダプターとは、イノベーター理論における5つのグループの1つ。

 流行に敏感で、自ら情報収集を行い判断する層。

 新しい商品やサービスなどを早期に受け入れ、消費者に大きな影響を

 与える。 オピニオンリーダーとも呼ばれる。

 

 

「代表のブログ」ですべてをご紹介したいのですが、時間的制約もあり、

いつもの通り、「心に残った箇所」を抜粋し、ご紹介したいと思います。

宜しければ、城山三郎著「雄気堂々 上巻・下巻」、「現代語訳 論語と

算盤 渋沢栄一 守屋淳=訳」を購読いただき、NHK大河ドラマ「青天を

衝け」をご覧下さい。

私は、時間をつくり、近々に「渋沢栄一の生家-埼玉県深谷市」を訪ね

たいと思っています。

 

それでは、少しずつですが、ご紹介致します。

 

2021.2.27

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

現代語訳「論語と算盤」渋沢栄一

 守屋 淳=訳 ちくま新書

 

—われわれ日本人が「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな

意味がある。

この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を

上げ続けてきた。その基盤となった思想を知るということは、先の見え

ない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。——

 

「渋沢栄一」という原点

 

会社に出勤するため、いつも通りJRに乗って日経新聞をひらいた。

ふと目をやると、社内吊り広告にサッポロビールのうまそうな新製品の

宣伝がある。帰りに買って帰ろうと思いながら、お金を下ろすのを忘れ

ていたことに気づき、会社近くのみずほ銀行のATMに寄る。

そういえばもう年末、クリスマスは帝国ホテルで過ごして、初詣は明治

神宮にでもいくかなあ。その前に聖路加病院に入院している祖父のお見舞い

にも行かなくちゃ—。

どこにでも転がっていそうな日常の心象風景のひとコマだが、驚くなかれ、

ココに出てくる固有名詞全ての設立に関わった人物が、渋沢栄一なのだ。

(本書「はじめに」より抜粋)

 

・平等は、ケジメや礼儀、譲り合いがなければならない。

・憎しみながらも、相手の美点を知る。

・お金とは大切にすべきものであり、同時に軽蔑すべきものでもある。

・物事が滞ってしまっているのは、決めごとが多すぎるからである。

・自分を責めて、他人を責めるな。

・孝行は強制するべきものではない。

・自分ができることをすべてしたうえで、運命を待て。

 

先の見えない時代に、どう生きるべきか?

迷った時や悩んだ時に立ち返りたい原点。

渋沢栄一の言葉が、あなたを変える!

 

・志や意志がかたければ、相手が金持ちや権力者でも屈することはない。

・女性の仕事をないがしろにするのは、寒さにこごえるもとなのだ。

・青年時代に身につけた悪い習慣でさえ、老後の今日になって、努力すれば

 改められるものなのだ。

・むやみに詰め込む知識教育でよしとしているから、似たりよったりの

 人材ばかり生まれるようになったのだ。

 

 

 

 

この続きは、次回に。

トップへ戻る