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現代語訳「論語と算盤」【十の格言】

【十の格言】

 

 

● 天地や神霊の道とは、みな満ち足りることを憎む。

 謙虚で空っぽであるなら、害から免れることができる。『顔氏家訓』

 

● 天の道は、春が先に、秋が後に来る。そして一年を形作る。

 政治においては、法令を先に、刑罰を後にする。そして統治を形作る。『揚子』

 

● 農業を論じれば、次のようになる。額に汗し、足は泥まみれ、髪は

 ぼさぼさ、体中の力を振り絞って、農作業に従事する。『国語』

 

● (経済活動という意味では)農民は職人にかなわない。

 職人は商人にかなわない。刺繍された布を、市場の門で売るのが最上

 なのだ。『史記』貨殖列伝

 

● 農業をないがしろにするのは、飢饉のもとだ。(布を織るなどの)女性の

 仕事をないがしろにするのは、寒さにこごえるもとなのだ。

 劉勰『新論』

 

● 言行は、君子にとってもっとも重要な要素であり、これによって栄誉を

 得るか恥辱を被るかが決まってくる。『易経』

 

● (統治者の)いったん口にしたことが、いたるところで噂されている。

 その責めを受けるのは一体誰なのか。『詩経』

 

● 言葉で、多くのことをいわない。しかし、いったことは徹底的に努力

 すべきだ。『大戴礼記』

 

● 声は、どんなに小さくても聞こえてしまう。行いは、隠していても

 明らかになってしまう。『説苑』

 

● 志や意志がかたければ、相手が金持ちや権力者でも屈することはない。

 道義心が重ければ、相手が王様や貴族でも動ずることはない。『荀子』

 

 

この続きは、次回に。

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