Coffee Blake-令和3年7月19日(月) 「エイジレス」
今日、ご紹介する記事は、2020.1.6 日経新聞に掲載された記事です。
昨日-20201.7.18から、書類や新聞記事を切り貼りしたファイルを整理
しております。一種の〝断捨離〟かもしれません。
中身を確認しながら、区別しておりますが、結構、今年でも参考になる
ような記事等があります。
その中から、「2020年代の働き方はエイジレス」をご紹介致します。
もしかして、以前「代表のブログ」でご紹介したかと思い、一応チェックは
致しました。
まだなようですから、宜しかったら、ご覧下さい。
2021.7.19
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
マネー研究所 セレクション
2020年代の働き方はエイジレス
自分の収入 自力で増やす
2020年代の働き方と稼ぎ方を4つのキーワードで考えてみましょう。
1つめは「ジョブチェンジ」です。
ロールプレインゲームに出てくるシステムで、いろいろな職業を転々と
するなかで自分の能力を高めていけるというものがありますが、あの
イメージです。
これから私たちが意識していくべき働き方の一つは、このジョブチェンジ
かもしれません。自分の働く業界が将来、斜陽化する可能性が高い、
自分の持つスキルが陳腐化する恐れがある、というのならば勇気をもって
違うスキルを身につけ、違う仕事を見つけ出すことが求められます。
2つめは「エイジレスワーク」(年齢にこだわらず働くこと)です。
年齢が働くリミットを一律に決める時代はやがて終わりを迎えるでしょう。
70歳まで働ける会社や定年制がない会社がじわじわ増え、年齢制限が
少しずつなくなっています。慢性的な人材不足により、エイジレスワークの
時代になり始めています。
このとき、「会社が70歳まで働けというなら働く」との受け身意識では
いけません。むしろ、いつまで働くかを決めるのは自分自身であるとの
意識を持ちましょう。キャリアをどう選択し、どう終わらせていくのかは
若いうちから考えておくべきです。
3つめは「マルチジョブ」です。
今後、同時に2つの仕事に就くことが普通に考えられるようになるでしょう。
企業はかつて兼業や副業に不寛容でしたが、就業規則から除外する企業も
現れ始めました。
マルチジョブはジョブチェンジにつながることもあります。
ベンチャー企業で週1、2日働いていたら、企業の成長とともに軸足を移す
こともあり得るからです。コツコツとインターンネットショップなどに
取り組んでいたら芽が大きくなり、新しい仕事となることもあるでしょう。
最後は「キャリアアップ」を自分で勝ち取る意識です。
平成の30年間で人事評価システムは変わり、「同じ年齢でも能力の高い
人材が高い年収をもらってもいい」というコンセンサスが醸成されて
きたのではないでしょうか。言い換えれば、同じ仕事をただ繰り返して
いる限り、年を取ろうと年収が上がらない時代の到来ともいえます。
もし上がったとしても、それはインフレに見合う程度と思うくらいの
意識が必要です。
10年後、20年後を見据えて自分の働き方を考えてみましょう。
いくつかのヒントがきっと周囲に転がっているはずです。
(ファイナンシャルプランナー 山崎 俊輔)
● エイジレス(ageless)
《「エイジレス」とも》年齢にこだわらないこと。
年齢を感じないこと。
● ジョブチェンジ
「Job」=仕事、「change」=変える。
直訳すると「job change」は転職を意味します。
● ロールプレインゲーム(role playing game, RPG)
ロールプレイングゲームとは、ゲームソフトのジャンルのひとつで、
ストーリー性とプレーヤーの演じる(role)キャラクターの成長を
特徴とするゲームジャンルのことである。
● エイジレス
英語の「エイジ(年齢)」と「レス(ない)」の合成語。
「年をとらない」という意味だが、福祉関係では「年齢による格差や
障壁のない」という意味にも使う。
● リミット
〔許容される〕限界、上[下]限・There’s a limit to my patience. :
我慢にもほどがあるんだ。
● マルチジョブ
コンピューターで、複数の仕事を同時に行うこと。
タイムシェアリングシステムやマルチタスクを利用して行われる。
● 不寛容
心がせまく、人の言動を受け入れないこと。他の罪や欠点などをきびしく
とがめだてすること。また、そのさま。「不寛容な人間関係」
● キャリアアップ
<career+up>より高い資格・能力を身につけること。
経歴を高めること。「キャリアアップを目指して転職する」
● コンセンサス
「コンセンサス」という言葉は「複数人での意思の一致」を意味します。
仕事やプロジェクトを進めるにあたり、前もって関係者の合意を受ける
必要があるときに使用する言葉です。
● 醸成
ある状態・気運などを徐々につくり出すこと。
「不穏な空気が醸成されつつある」
いかがでしたでしょうか。
徐々にではありますが、「働き方」や「稼ぎ方」は変わりつつあります。
新聞を読んでいても、〝急速〟にではなく、〝徐々々〟のような印象を
受けます。
私は、社会人時代-50歳代から、休日を利用して「アルバイト」をして
おりました。
それは、「趣味の料理」の幅を広げたい、「小遣い稼ぎ」をしたい、
「肥満気味の身体」を多少なりとも引き締めたい、等々。
〝一石二鳥〟ではないのですが、定年退職後の仕事やアルバイトに活かせて
おりますので、良かったのではないでしょうか。
今回、ご紹介した記事を参考にするか、実行してみるかは、個々の考えに、
お任せ致しますが、〝実行〟することで新しい発見があると私は、思います。
2021.7.19
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美