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Coffee Blake-令和3年12月15日(水)「名言に学ぶ投資の奥義」

日経新聞 2021.12.10「大機小機 名言に学ぶ投資の奥義」の記事が

掲載されております。

私は、株式投資はおこなったことがありませんが、新型コロナウイルスの

影響拡大で、個人投資家が増えたということは、新聞等々で知っており

ます。

日々の株式市場のチェックには神経を費やす為、苦手です。

しかし、知識としては享受したいと思い、記事の内容をご紹介したいと

思います。

 

2021.12.15

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

大機小機 「名言に学ぶ投資の奥義」

 

「投資にフリーランチはない」は心すべき格言だ。

無料のランチはないように、投資で成功するには何らかの負担が避けられ

ないからだ。

証券市場は株式など高リスクの商品の収益率は高く、国債などの低リスクの

商品は収益率が低いハイリスク・ハイリターンの世界である。

つまり、高収益を望むにはリスクという厄介者と付き合わざるを得ない。

もし、リスクがないのに高収益だとうたうものがあれば、間違いなく眉唾

ものである。

米証券取引委員会(SEC)のホームページは、「株式投資は三振の多い

ホームランバッターです」と国民に呼びかける。

大型優良株へ投資した場合でも、3年に1年くらいはマイナスを覚悟する

必要がある。つまり、年によってマイナスでも、長期勝負に徹すれば

株式市場の高い投資収益を享受できると説く。

「卵を1つのカゴに盛るな」も古くからの格言だ。

かごを落としたときでも卵を全滅から守るには、幾つかのかごに分けて

運べばよい。投資の世界も同様に株式、債権、国内投信、外国投信など

複数の資産クラスに分散投資をすれば、リスクの軽減が可能だ。

投資対象をこれぞと思う銘柄に絞り込みたい気持ちを押さえこむことが

肝心だ。

投信を選ぶ際に、過去の成績の良しあしで判断することが多い。

ここも一歩立ち止まって考えることが肝心だ。

「過去のパフォーマンスは将来を保証しない」ことも、傾聴すべき先人の

言葉である。

SECのホームページも、「投信、過去のパフォーマンス」と題し、「過去の

成績を根拠にした投信選びは危うい」と訴えている。

そもそも証券投資は、保有する証券の価値が上昇するのを長いタイム

スパンで待つことが王道だ。相場の動きを追いかけ、短期的な売買を

繰り返して利益を稼ぐ方法では長続きは難しい。

伝説の経済学者ポール・サミュエルソン氏は、「投資の道は油絵の絵の

具が乾くのを待つのや植物が育つのをただ見守るような、刺激がない

退屈なものだ」と述べている。

証券投資には特別なノウハウや情報が不可欠だと思いがちだが、語り継が

れてきた投資の名言は分かりやすくシンプルだ。

足元の投資行動が先人の教えにかなっているかどうか、いま一度チェック

したいものである。(陰陽)

 

● 国債

 

国債は、 国家が財政上の必要によって国家の信用によって設定する

金銭上の債務。 国家が発行する債券。 国庫債券の略称。

 

● ハイリスク・ハイリターン

 

ハイリスクハイリターン商品とは、投資した金額を失う危険(リスク

は高い(安全性は低い)が利益(リターン)が多い金融商品のことを

いう。先物取引などがその代表といえる。

ローリスク・ローリターン商品とは、投資した金額を失う危険(リスク

は低い(安全性は高い)が利益(リターン)も少ない金融商品のことを

いう。

 

● 眉唾もの

 

眉唾物とは何か。 語源は何か。

「眉に唾を付ければ、狐や狸などにだまされない」、という俗信から、

「だまされないように、欺かれないように用心すること。できすぎて

いる話を疑うこと」という「眉唾(眉に唾を付ける、眉に唾をする、

眉に唾を塗る)」という言葉がある。

 

● 享受

 

受け入れて自分のものとすること。受け入れて、味わい楽しむこと。

「自由を―する」「テレビの恩恵を―している」

 

● 卵を1つのカゴに盛るな

 

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の

割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けてを盛っておけば、

そのうちの一つのカゴを落としカゴが割れて駄目になったとしても、

他のカゴは影響を受けずにすむということ。

 

● 格言

 

人生の真実や機微を述べ、万人への戒め・教訓となるような簡潔にした

言葉。金言。

 

● 機微

 

表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。

「人情の―に触れる」

 

● 万人

 

すべての人。ばんにん。

 

● 良しあし

 

「善し悪し(よしあし)」が正しい書き方。 物事の善悪の判断のこと。

転じて、良い点と悪い点のこと。

 

● 肝心

 

《肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものである

ところから》最も重要なこと。また、そのさま。肝要。

「―な話」「慎重に対処することが―だ」

 

● パフォーマンス(performance)

 

1. 人目を引くためにする行為。「街頭宣伝の―」

2. 性能。機能。また、効率。「旧型でも―はいい」「コスト―」

 

● 傾聴

 

耳を傾けて、熱心に聞くこと。「―に値する意見」「―すべきお話」

 

● 先人

 

昔の人。前人。古人。「―の英知に学ぶ」⇔後人 (こうじん) 

 

● タイムスパン(timespan)

 

期間

 

● 王道

 

物事が進むべき正当な道。「ミステリーの―を歩む作品」

 

● ポール・サミュエルソン

 

略歴[編集]

1915年インディアナ州ゲーリーユダヤ人家庭に生まれ、大恐慌の

最中であった1932年には16歳でシカゴ大学に入学、1935年に卒業した[2]

その後、1936年ハーバード大学大学院に進学し、1941年に博士号を

取得した[2]。シカゴ大学でフランク・ナイトシカゴ学派から価格理論を

叩き込まれ、ハーバード大学で数学物理学を修めたことが、後の彼の

理論的性格を方向付けたと言われる[3]。学位取得に先立ち、MITで教鞭を

執り、1944年准教授1947年には教授となった[2]

1947年に出版された『経済分析の基礎』で一躍有名になり、その後は、

ジョン・ベイツ・クラーク賞受賞(1947年)、計量経済学会会長(1953年)、

アメリカ経済学会会長(1961年)、ノーベル経済学賞受賞(1970年)、

アメリカ国家科学賞受賞(1996年)など、数々の栄誉に輝いた[2]

また、戦時生産局、財務省、経済顧問会議、予算局、連邦準備銀行など、

多くの政府諸機関で補佐官を務めた[4]

2009年 にマサチューセッツ州の自宅で死去。94歳であった[5]


 

いろいろと知らない言葉もあり、再確認を含め、検索を致しました。

 

〝株式投資〟とか〝資産運用〟等に関しては、私は不向きであると

自覚しております。

なぜなら、頭から否定している感があります。

〝多くの投資家から資金を集め、運用し、利益を稼ぎ、利ざやを得る〟と

いう行為そのものが苦手(嫌い)であるからです。

証券会社等の〝人の褌で相撲を取る〟ということわざ がありますが、

私は古い考えですが、〝汗水たらして稼ぐ〟方が適していると自覚して

おります。

 

● 人の褌で相撲を取る


相撲を取るにはがなくてはならないが、自分のがないならやめれば

よいのに、他人のを出させてそれを使い、うまいことする意味から。

他人のものを利用して、ちゃっかり自分の目的に役立てるずるさをあざ

けって言う。 「他人の褌で相撲を取る」ともいう。

 

 

2021.12.15

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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