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今日の気づき-「非正規で働く」

2024年3月3日日経新聞に次の記事が掲載されております。


 

「あえて非正規」若者で拡大 処遇など新たな設計必要

経済

2024年3月4日 2:00 [会員限定記事]

 

非正規の働き方をあえて選ぶ人が増えている。25〜34歳のうち、都合の良い

時間に働きたいとして非正規になった人は2023年に73万人と、10年前より14万

人増えた。「正規の職がない」ことを理由にした非正規は半減した。

正社員にこだわらない働き方にあった処遇や、社会保障の制度設計が必要に

なっている。

都内で働く25歳のある女性は大手IT(情報技術)企業の正社員から、非正規

社員として音楽業界に転職した。…

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🍀 サブタイトル

 

 ・10年で14万人増

 ・「やむを得ず」は半減

 ・処遇や社会保障 新たな設計必要

 

□ 総務省は労働力調査で非正規社員の一人、その理由をまとめている。

 

○ 23年の調査で非正規として働く25〜34歳は237万人で、13年に比べて64万人

 減った。このうち「正社員の仕事がない」と答えたのは30万人と、54万人

 減少した。

 

○ 非正規で働く理由を回答した人の比率では23年に1%と、半分以下になった。

 

○ 一方、理由として増えたのが「自分の都合の良い時間に働きたい」との

 回答だ。23年で9%と、13年と比べて10.6ポイント上がった。

 

○ 東大大学院の山口慎太郎教授は「プライベートを充実させたい人も増えた。

 自己への価値観が変化している」と話す。

 

○ 全ての世代でみても、やむを得ず非正規となった人は減ってきている。

 23年は196万人と、13年より145万人少なかった。

 

○ 仕事を選ばなければ職に就ける「完全雇用」に近く、雇用環境の改善が

 「仕方なく非正規」となる人を減らす要因になった可能性がある。

 

○ 非正規社員は総数では23年に2124万人と、13年に比べて218万人増加した。

 高齢者で働き続ける人が増えたためだ。

 

○ 65歳以上で「都合の良い時間に働きたい」という人は145万人と89万人

 増えている。

 

○ 正社員としてキャリアを終えたあと、年金をもらいながら無理なく働こうと

 するお年寄りの姿が浮かぶ。

 

○ 65歳以上では「専門的な技能等を生かせる」として非正規で働く人も23年に

 52万人に達し、13年の2倍強になった。非正規の仕事が、体力が落ちても

 正社員として培った技能を生かしたい人の受け皿になっている。

 

○ 課題になるのは介護・育児のために非正規を選ぶ人の処遇や、正社員を前提

 とした社会保障制度の見直しだ。

 

○ 非正規として働く割合は男性の2割に対し女性は5割以上に達する。

 女性の正規雇用の比率は出産などが多い30代から急降下し「L字カーブ」の

 グラフになる。

 

○ 結婚や出産を機に家事・育児などの両立ができず退職する女性が多いためだ。

 

○ 非正規の雇用は不安定で、厚労省の調査によると1時間あたり給与は正社員の

 7割にとどまる。収入が少ないと年金保険料として収める額も低くなり、十分

 でない年金生活に陥る恐れがある。

 

○ 非正規では、一定の所得をを超えると税や社会保険料負担が生じる「年収の

 壁」の問題で働く時間を抑えている人もいる。

 

○ 育児や介護のために非正規を選ぶ人も多い。仕方なく非正規を選んだとは

 位置づけられない層だが、厚労省の担当者は育児や介護と両立できるなら

 正社員として働きたい人が一定数いるとみている。

                    (大久保 明日香)


 

現在の私の仕事は、主として「社会人時代のキャリアを生かした会社経営」、

従として「副業」となります。

「副業」は、健康を考えて1つ、趣味と資格の実務経験を積むために1つ、

計2つしております。

ついては、私は「非正規」ではありますが、好きな時に好きな事をして、年金

と給与で暮らしております。

日常生活では、「バランスのとれた食事」を心がけ、「適度な運動は、アルバ

イトで」、「ストレスを抱えないために、自分自身の考え、思うことを発言す

る」を心がけています。

 

例えば、現在、25〜34歳の方達であれば、大学卒業後社会経験を3年〜12年

積んでおります。 

私の場合であれば、23歳の時は、仕事が面白く、26歳で結婚。34歳の時は、

管理職として仕事も私生活も大変、充実しておりました。

当然、正社員として。

 

私の時とは時代背景も異なる為、一概には比較できないと思いますが、若い

方達は、自分自身の10年後、20年後を想像して見てはいかがでしょうか。

 

少子高齢化による諸問題—労働人口の減少、介護問題、医療費の高騰、社会

保険料の増加、年金問題等々、数えきれないほどの問題が多いように感じます。

従って、将来に向けて「希望」や「夢」をどのように抱くか、ということが

大事であると思います。

将来に希望を持てずに、仕事にも無関心で、人に対しては無神経で、等々で

あれば、どのような人生を歩むことになるのでしょうか。

充実した人生を歩みたいと考えるならば、これからのライフプラン(生活設計)を

考え、「希望」と「夢」をもち、真っしぐらに進んでいかれては、いかがで

しょうか。

 

□ 基本的な働き方の考え方は、

 

     1. 「正社員でなくても、非正規でも良い」

     2. 「多少給料が減って安定しなくても、やりたいことを追求する」

     3. 「自分の都合の良い時間に働く-Wワークやサードワークで」

     4. 「プライベートを充実させる。仕事への価値観も変化しているので、

          『リスキリング』を積極的に行う」

     5. 将来的には、「起業・創業」を目指す。

 

□ 基本的な働き方の方法は、

 

     1. 「非正規で主を1つ決めて、働き」、そして、「副業で1〜2の仕事を従と

      して、働く」

 

     2. 一週間の「ワークスケジュール-無理なく働くために時間割」を作成する。

 

     3. 貯蓄をする。

 

     4. 「共稼ぎ」を前提に、将来設計をプランニングする。

 

     5. 「希望」「夢」を抱く-5年後、10年後を目指して。

 

     6. 国民健康保険に加入、個人年金保険に加入し、国民年金は支払わない。

 

 

現代は、「流動化の時代」です。人材、雇用、働き方や給与体系、社会保険

等々も年々、変化しております。

今後も、変化し続けていくのではないでしょうか。

時代が動いている限り。

 

□ 人材流動化時代とは何ですか?

 

人材の流動化とは、人材が企業間を移動することで産業が発展し、雇用市場の

活性化につながる状態を指します。従来の日本の雇用制度では、年功序列・新卒

一括採用・終身雇用を前提とした「メンバーシップ型雇用」が典型でした。

2022/09/07

 

□ 雇用の流動化とはどういうことか?

 

雇用流動化とは、「人材が企業間を移りやすくして、労働力の流動化を図ること

により、企業の生産性が向上して経済成長につながる」という状態を表す言葉

です。近年、少子高齢化による労働力減少などの影響を受けて、雇用流動化が

注目を集めています。2023/12/25

 

□ 流動的な人材とは?

 

人材の流動性とは、ひとりの人材が1つの企業で働き続けるのではなく、企業

間を行き来することによって雇用が活性化する状態のこと

そもそも流動性とは、固定せずに流れ動く性質を表す言葉です。

そのため、たとえば金融市場の場合、株式や債券などの金融商品の現金化の

しやすさ、取引のしやすさを指します。2023/03/08

 

□ 人材の流動性とはどういう意味ですか?

 

1つの会社・組織で働き続けるのではなく、転職などを通じて柔軟に仕事を

移っていける度合いのこと


 

そのためには、多くの「情報収集」をして、将来に向けた準備をすべきだと

思います。

毎日、新聞やメディア等々で情報を入手し、興味あるものは、「ファリング」

する。そして、同じ考え方の人と「コミュニケーション」を図る-ランチした

り、飲み会をしたりすることで、新しい発見が生まれるでしょう。

 

□ 仕事や私生活では、

 

     1. 今日、出来ることは、明日に伸ばさない-今日中に終わらせるよう努力する。

 

     2. 今日の行いは昨日よりも新しく良くなり、明日の行いは今日よりも良く

         なるように心がける—今日の反省を行い、明日は頑張ろうと思うことを

         日々、繰り返すように心がける。

 

     3. よく学び、よく遊ぶを心がける。

 

     4. 即実行を心がける。


 

「多様性」に心がけ、「多様性」に生きる、そして、「多様性」に働くことが

良いのではないでしょうか。

 

 

2024年3月8日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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