お問い合せ

「健康を考える」-「3人寄れば文殊の知恵」

2024年3月4日日経新聞夕刊に「元気の処方箋」が掲載されております。

 

ビジネスマンにとっては、大変、参考になりますので、「代表のブログ」で

ご紹介致します。

 


 

3人寄れば文殊の知恵 アイデアは交換してこそ真価発揮

 

元気の処方箋(神田東クリニック院長 高野知樹さん)

元気の処方箋

2024年3月4日 5:00 [会員限定記事]

 

人が一人で出来ることは限られている。だから集団を作って1+1が2以上になる

ような活動が行われている。学校、会社、地域自治体、世の中には集団があふ

れている。「3人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵」という言葉がある。

一人で考えても思いつかないのに、集って相談すれば素晴らしい知恵が出ると

いうたとえである。

 

イラスト 大塚 砂織

 

あるテーマをめぐって自由に意見を出し合うことにより、新しいアイデアを

生み出す手法を「ブレーンストーミ

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サブタイトルは、「知恵を共有する意味とは」です。

 

□ 3人寄れば文殊の知恵

 

「文殊」とは文殊菩薩の略で、知恵をつかさどる菩薩のこと。

知恵とは、仏教用語で正しく物事を認識し、判断する能力をいう。

それだけに、たとえ凡人でも三人で集まって相談すれば、最高知の象徴と

される文殊に劣らぬほど、思いがけないよい知恵が出るというたとえ

 

□ あるテーマをめぐって自由に意見を出し合うことにより、新しいアイデアを

 生み出す手法を「ブレーンストーミング」と呼ぶ。他人のアイデアを聞き、

 そのアイデアがきっかけで自分自身にもまた新しいアイデアが浮かぶ。

 あまり意味がなさそうでも他のメンバーから意外と感心され、自信や喜びも

 生まれる。

 

○ ブレーンストーミング

 

ブレインストーミングとは、問題の解決策や新しいアイデアを発見するために

会議で使用される「集団発想法」です。 複数人でアイデアを出し合うことで、

短時間でたくさんの新しいアイデアを集めることを目的としています。

 

○ ブレインストーミングの4原則は?

 

● 基本的に以下の4つの原則に則っていれば、ブレーンストーミング

 言って問題ないでしょう。

 

     ・アイデアを批判・評価しない

     ・自由にアイデアを出す

     ・質よりも量を重視する

     ・アイデアを結合・発展させる

 

 

□ 一方で、「船頭多くして船山に上る」ということわざもある。

 指示する人が多すぎると方針の統一性が図れず、船が山を上って

 しまうように、見当違いな方向に進んでしまう。

 類似した目標に向かう集団同士が視点や方向論が少し違うだけで、

 お互いを潰し合っているように見えることもある。客観的には同じ

 業界で内輪もめしてエネルギーが浪費されているように見える。

 向かう方向が似ているならも協力し合えば前に進むはずなのに、

 である。

 

○ 船頭多くして船山に上る

 

船頭多くて船山に上る」ということわざがあります。

指示する人が多いと船は見当はずれの方向に進んでしまうと言う

ような意味です。

 

○ 内輪もめ

 

一家親族の間のけんか。 また、仲間どうしの争い。 うちわげんか

 

□ どんな集団であれ、そこでは必然的に人同士の関わりが生じる。

 人間関係の広さや深さは様々だが、そのことで苦しみ心身へ悪影響が

 生じてしまうことがある。

 一人で考え続けると悩みの溝を掘り進めてしまう。

 

□ 苦悩が続く時は話せる相手に相談してみてはどうだろうか。

 解決法がすぐに見つからなくても、人に聞いてもらうだけで荷が軽く

 感じることがある。何より相談する行為そのものが、自分の脳内倉庫の

 整理になる。さらに相談を受けた相手に「自分を信用して相談してくれた」

 という信頼も与える。これこそ「3人寄れば文殊の知恵」ではないか。

 

              (神田東クリニック院長 高野知樹)


 やはり、多くの人とのコミュニケーションは、いろいろなメリットを生み

出します。

「積極的」に話し合うことや「積極的」に相談すること、そして、「積極的」

に行動することが大変、重要です。

じっと我慢していても何も起こりません。自分から積極的に行動しない限り、

時は変わらないのです。

 

 

 

2024年3月13日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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