今日の気づき-「改めて、渋沢栄一」
2024年6月29日日経新聞「超・渋沢論 私はこう生かす①」の記事が掲載されて
おりました。
一部、抜粋にてご紹介致します。
〈超・渋沢論〉私はこう生かす(1)日本ハムファイターズCBO 栗山英樹氏
「論語と算盤」決断の支え 二刀流、常識超す発想から
2024年6月29日 2:00 [会員限定記事]
渋沢栄一が7月3日に発行される新1万円札の顔になる。約500の会社の設立や運営に
関わり「日本資本主義の父」と称される。その歩みと思想は時代を超え、不安定な
現代にも通じる示唆に富む。
野球日本代表の前監督で北海道日本ハムファイターズの栗山英樹チーフ・ベースボー
ル・オフィサー(CBO)は、理想を明確にして未来を切り開く渋沢の姿勢を指針にし
ていると話す。
大切な本質記す
――ファイターズ監督として、渋沢…
2024年6月29日日経新聞「Deep Insight 本社コメンテーター 梶原 誠」の記事が
掲載されております。
子会社は誰のものか
2024年6月29日 2:00 [会員限定記事]
子会社は親会社のお荷物ではなく、成長の源泉だ。
日本の株式相場がもたついている。株高をけん引してきた外国人投資家は、先週にかけ
て5週連続で売り越した。だが悲観することはない。かつてないほど日本に強気な海外
投資家もいる。
「日本には巨大なチャンスがある」。米大手投資会社KKRは、4月に開いた投資家向け
説明会でこう訴えた。言及した回数は香港や韓国の6回、シンガポールの4回に対し、
日本は40回に及ぶ。…
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2024年7月1日(月曜日) 日経新聞「Opinion-複眼 渋沢栄一の思想を生かす」の記事が
掲載されておりました。
渋沢栄一の思想を生かす 公私両立の経営に力を
日本製鉄名誉会長 三村明夫氏
2024年7月1日 2:00 [会員限定記事]
7月3日発行の新紙幣に経済人として初めて渋沢栄一が登場する。「日本資本主義の
父」と呼ばれ、江戸末期から昭和初期という激動の時代に様々な面から国力の浮揚に
貢献した。その思想や足跡を現代にどう生かせるか。ゆかりの深い経営者らが論じた。
経済や科学技術、国防などあらゆる領域で欧米に立ち遅れていた明治の日本は、短期間
でのキャッチアップに成功した。世界的にみても、非西欧でありながら独立を堅持でき
た、まれな…
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前回の「代表のブログ-今日の気づき 新札発行」でも取り上げました「渋沢栄一」。
新聞記事を整理していたところ、上記の記事がありましたので、再度、取り上げる
ことに致しました。
経済に関わらず、野球界にも「渋沢栄一」氏の思想等が、生かされていることに
改めて、感銘致しました。
□ 感銘
[名](スル)忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。
「深い—を受ける」「お話にいたく—しました」
私は、社会人時代に勉強の為に、主にP・F・ドラッカーや稲盛和夫、松下幸之助、
渋沢栄一等の書籍を多く読んできました。
「代表のブログ」でも、度々、ご紹介しております。
一つは、ビジネスに役立てるために。一つは、心を豊かにするために。
思想的にも偏らず、考え方を少しでも広く、深くなればと思っています。
日本ハムファイターズCBO 栗山英樹氏の記事より、
・渋沢さんの書には大切な本質が記されている。
・人としてきちんと成長していけば、野球が上手くなる。
考える幅を広げてもらうために、選手に手引きとして渡してきた。
・人は苦しくなればなるほど短期的に考える。長いスパンで考えた。
・常識や先入観を捨てることだ。渋沢さんの挑戦も当時は常識外だった。
できるかできないかという発想ではなく、やるか、やらないか。
・理想を追い求めなければ、生まれてこないものがある。
できるかどうかではなく(渋沢のような人に)憧れているから言い続け、
そこに向かっている。
・経験や知恵を生かし、人としてどうあるべきか。
結局は渋沢さんが取り組んだことをできるかだ。
20〜30年先のビジョンを持ち、いく方向を間違えないために。
・一滴一滴が集まり、大河になる。
他にも記事を読んでいて、感銘を受けた箇所は多数、ありました。
「新札発行」による一時のブームかも知れませんが、お時間がありましたら、
是非、「論語と算盤-渋沢栄一」を読んでみてはいかがでしょうか。
私は、株式会社筑摩書房出版「現代語訳 論語と算盤」を購読致しました。
2024年7月5日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美