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通勤大学実践MBA 事業計画書  総括②

ビジネスプランの作成

 

前述までのプロセスを経て、完成度を高めたビジネスモデルを元にビジネスプランまで発展させます。

 

ビジネスプランの段階では、人、物、金の経営資源をどのように投入して、ビジネスモデル=

収益マシーンをどのように回転(運転)させて行くかを示すものとなります。

 

ビジネスプランは、自らの事業の設計図です。

ビジネスプランは、また、自分以外の協力者や関係者へ自らの設計図を示す、プレゼン用資料でも

あります。

 

「会社の設立」は、ビジネスとプランの実現の為のプロセスのひとつです。

いつ、どんな会社を作るのか(あるいは、当面は作らないのか)は、ビジネスプランによって

決まるものです。

 

ビジネスプランの項目

 

ビジネスプランの項目例としては次の内容があげられます。

 

まず、全項目を箇条書きにしてA4、1ページにおさめる内容にまとめることが大切です

 

次に、何度も見直しを行い、完成度を高めます

 

次に、各項目の詳細を記述します

(1) 事業コンセプト

(2) 具体的な事業内容

(3) 組織体制と経営管理体制

(4) 収支計画と資金計画

(5) リスク要因分析とリスク対策

 

各項目の記載内容はいかのような内容になります

(1) 事業コンセプト

一言で言うとどんなビジネスなのか。何がすごいのか?50字以内程度で、簡潔・明瞭に少ない言葉で

表現します。

補足説明と、事業の意義、ビジネスの動機や起業の思いを語ります

 

(2) 具体的な事業内容

ビジネスモデルを記述(顧客は誰で、どんな市場に、どんな商品およびサービスをどんな方法で

提供し、顧客にとってどのようなベネフィットがあり、どのようにして収益を上げることが

できるのか?) → 「ビジネスモデルの構築」を参照

 

(3) 組織体制と経営管理体制

個人事業か会社を設立するのか? いつ、どんなメンバーでどのような形で創業するのか? 

外部協力者、提携先は?

組織の骨格、創業資金、運営方法等。

さらに事業の発展に伴いどのように組織を発展させて行く計画か。

実績の把握はどのように行い、計画の修正はどのように行っていくのか。

 

(4) 収支計画と資金計画

初期投資費用とその調達方法。運転資金、売上計画と原価構造。キャッシュフロー。

 

(5) リスク要因分析とリスク対策

事業リスクを明確化します

外部要因(市場、競合関係、取引先、外部協力者等の面)

内部要因(組織・管理、商品およびサービス、資金の面)

 

上記リスクに対して、どのような方法で、どのような段階で、その把握をすることができるか。

そして、その場合にどのような対策を取るかをあらかじめ明確化しておきます。

 

再びビジネスプランの意義

 

ビジネスプランをどこまで他人に見せるかはケースバイケースですが、ビジネスプランを持って

ビジネスをすることは大切です。

 

ビジネスがうまく行かないときには、ビジネスプランと現実のどこにどんな差違があるのかと

その原因を分析することにより、適切な対策が可能になります。

 

ビジネスがうまくいったときには、ビジネスプランと比較し、その成功要因を分析することにより、次の成功を導くことができます。

 

ビジネスプランがなくとも、運よく、ビジネスに成功する場合はあります。

しかし、ビジネスプランなき成功は、その成功要因が分かりませんので、次の成功も運頼みになってしまいます。

 

ビジネスプランがない場合、そもそも、現実がうまく行っているのかうまく行っていないのかを

判断する基準が不明確です。

従って、ビジネスプランを作成する意義は大きいのです。

 

ビジネスモデルの構築、ビジネスプランの作成支援サービス(PR)

 

井藤行政書士事務所では、ビジネスモデルの構築サポートサービス、ビジネスプランの作成サポート、

事業計画の作成支援サービスを行っています。

また、第三者による事業計画の評価や市場調査も可能です。

「できる限り自分でやりたいのだが、少しアドバイスが欲しい。」「ここだけ押さえておきたい。」と

言ったニーズにお応えするため、リーズナブルな料金での、「アドバイス&アシスタンスサービス」※も

行っていますので、ご利用ください。

 

※ 是非、ご参考にしてください。

 

以上より、「① 完成度を高めたビジネスモデルを元」に「② ビジネスプランまで発展させる。」ということです。

 

当社の事業内容は、「ビジネスモデルの企画・研究・開発及び販売」となっております。

いくら素晴らしいビジネスモデルでも「収益」が上がらなければ、意味がないと思います。

また、いくら素晴らしいビシネスプランでも「収益」が上がらなければ「絵に描いた餅」となります。

 

一番大事なのは、「好きこそものの上手なれ」。

好きなことを事業として–専業でも副業でも「創業・起業」し、常に向上心・研究心を持つことで、

「充実した人生」を第二人生としておくたい、と願う方は是非、株式会社シニアイノベーションに

お問い合わせください。

 

得意業態は、飲食業、販売・サービス業、通販業、カルチャースクール等となります。

私-齊藤のこれまでの職歴–SV、経理・財務責任者、管理部門責任者、経営企画室長等の

実務経験を生かした経営コンサルタントとなります。

 

「お問い合わせ」 弊社ホームページ「お問い合わせ」

             or

                                    info@senior-innovation.com

 

 

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

 

次回は、「フランチャイズ」について

 

 

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