人生が変わる お金の大事な話-「稼ぐ×貯まる×増える」②
第1章 チェレンジしたい夢をもっていますか?
美容師を夢見た、年収150万円時代
・ 高校を中退、トップスタイリストを夢見て
・ 高校進学時にドロップアウト、そして留学
・ 「学歴」がないとハンディキャップ
・ 貧乏してでも憧れの美容師になりたい
・ 「時間コスト」や「報酬」の意味
◉ 「早いほうが巧く作れて旨いんだ」
◉ 「お客さんに喜んでもらった報酬がお金だよ」
◉ 「新聞くらいは読みなさい」とアドバイスされるようになった。
店のお客さんの半分は男性のビジネスマンだ。だからこそ、そういう人たちと
会話をするには、新聞を読んである程度の経済や時事ネタを仕入れておく必要がある。
それに、将来独立をして店を出すのであれば、経済や金融の知識を知っていなければ
いけない。店を出すにはお金が必要で、お金を借りるには金融機関のことや
金利がいくらかといったこともわかっている必要がある。
また、どういう経済や流行の中でやるべきなのか、やるべきでないのか。
そういったグローバルな目で見て考えるためにも、新聞を読むのだと教えられた。
・ 好奇心と緊張感を抱かせる星さんの話
◉ 「流行というのは時代の流れを読むにはいいけど、いったん流行ってしまうと、
寿命は短くなってしまう。5年前に流行っていた美容室でも、今行くとどことなく
古くさいイメージを拭えない。長く流行らせつづけるのが一番大変なんだよ」
「外を見てごらん。1年前よりも、買い物袋を持っている人が少ないだろう。
これから景気は悪くなっていくと思うよ」
・ 人の動向を見ながら時代の先を読む
「たとえば物流のためのトラックが減って道路の渋滞も減っていく。
逆に渋滞が多くなると景気が良くなるものだよ」
「景気が悪いときには暗い色のファッションが流行るよ。
暗い景気は身につけるものにも影響するものなんだね」
<星さんみたいに成功している人は、街の匂いを敏感に感じとっているんだな>
この続きは、次回に。